北朝鮮発射で沖タイ記者「Jアラートで危機煽るな、事実関係は」、事実は安保理「弾道ミサイル技術を使った全ての発射の禁止」だ!

北朝鮮発射で沖タイ記者「Jアラートで危機煽るな、事実関係は」、事実は安保理「弾道ミサイル技術を使った全ての発射の禁止」だ!

北朝鮮は11月21日22時43分頃、北西部沿岸地域の東倉里地区から、弾道ミサイル技術を使用した発射を実施。
防衛省・内閣官房によると、発射された一発は複数に分離し、ひとつ目は東シナ海上、二つ目は沖縄本島と宮古島との間の上空を通過、沖ノ鳥島の南西の太平洋上に落下したという。
またもやJアラートが発令されて、騒ぎとなっていた。

この発射に関して、沖縄タイムスの阿部記者はTwitter(X)で『Jアラートは「ミサイル発射、ミサイル発射」と言っています。まず、事実関係としてどうなのでしょうか。』と投稿。
この投稿に対して、「ロケットと弾道ミサイルは技術的に同一のもの」「過去には北朝鮮の人工衛星打ち上げを国連がミサイル発射と表現している事例があります」と、おなじみのコミュニティノート(誤解を招く可能性があるツイートに背景情報を提供できる機能)がつけられている。

このコミュニティノートからリンクされている産経新聞の記事でも解説されていますが、国連安全保障理事会(安保理)の北朝鮮制裁決議は「弾道ミサイル技術を使った全ての発射」を禁じている。この文言にはもちろんロケットも含まれている。

また、毎日新聞の金記者も同様の主旨で「事実を報じるのは大切だが危機感を煽る過剰な報道はやめるべき」とした後、「この報道で得するのは防衛費を上げたい政府で苦しむのは朝鮮学校の生徒たち」と、朝鮮学校の生徒への差別問題に結びつけるという捻り技も見せてくれている。

この沖縄タイムスや毎日新聞の記者は、ミサイルじゃないかもしれない、危機を煽るな、事実関係はどうなんだ、と言いたいのだろうが事実関係がどうのと言うなら、国連安保理の制裁決議によって「弾道ミサイル技術を使った全ての発射の禁止」こそが事実である。

危機を煽っているどころか、無いところにわざわざ作り出しているのは国連決議違反の北朝鮮側なのであって、過去にEEZにまでミサイルを撃ち込まれても遺憾砲しか撃ち返せない我が国に何の罪があるのか。
私には訳が分からないのだが、とにかく、日本のメディアはこういう人物たちによって作られているのはよく分かった。

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参考記事

  • 【防衛省・内閣官房】北朝鮮のミサイル等関連情報 令和5年11月22日
    https://www.mod.go.jp/j/press/news/2023/11/22b.html
  • 【産経新聞】ミサイルとロケット、技術は同じ 国連では双方禁止 2023/5/31
    https://www.sankei.com/article/20230531-U4C7BWAUEZMEHFLCIUSSGBRUSY/

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