NHK国際放送でまた失態!尖閣諸島を中国主張の「釣魚島」と字幕表示、損なわれる国益

NHK国際放送でまた失態!尖閣諸島を中国主張の「釣魚島」と字幕表示、損なわれる国益

昨年2024年8月、国際放送・中国語ニュースの中で中国籍スタッフが「尖閣は中国領、南京虐殺、慰安婦、731部隊忘れるな」と発言、放送ジャックされたも同然だったNHK。

今度は2025年2月10日、同国際放送で尖閣諸島を中国が主張する名称の「釣魚島」と字幕表示してしまうという、あってはならない失態を犯してしまった。

それも、日米首脳会談後の中国側の反応を伝える場面での事だそうだ。
過去一週間分をチェックすると、4日分で誤りが発見されたという。
おおいに国益を損なう行為だ。

この字幕はGoogleのAI翻訳を使い9言語10種類で表示していたそうなのだが、GoogleのAI翻訳をそのまま使うなどとはあまりにITリテラシーが低すぎる。
コンテンツ制作業界では、翻訳機能の性能はまだまだ不十分でそのまま使えないというのは常識となっている。
近い将来、完全にAIに代替される日が来るかもしれないが、今のところはまだ世に出すためには人手がかかるものだ。

また、トランプ大統領就任後、アメリカではGoogle mapの「メキシコ湾」が「アメリカ湾」に変更された件が話題だが、このようにGoogleのサービスは時の政権や時々の判断で仕様が変更される事も多々ある。

ミスの原因はGoogle翻訳の精度ではなく、そんなものをそのまま画面に出力させたというNHKの判断によるものだ。

NHK稲葉会長は「翻訳が不安定な場合があることが顕在化した」と定例会見で述べたそうだが、何という稚拙な言い訳か。
個人のYouTuberじゃないんだから、そこの手間を惜しむなら公共放送、国際放送などやめてしまえ。

参考記事

  • <主張>尖閣を「釣魚島」 NHKは国益を損ねるな 2025/2/15
    https://www.sankei.com/article/20250215-X4ID5DZS2BOVZMLBNRK7C3OGPY/

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