NHK、軍艦島虚報での稲葉会長の元島民への謝罪を報じず、問われる報道責任

NHK、軍艦島虚報での稲葉会長の元島民への謝罪を報じず、問われる報道責任

長崎県の軍艦島(端島)での暮らしを記録した1955年(昭和30年)放送のNHKドキュメンタリー番組「緑なき島」。
この番組の中の映像を根拠として韓国側メディアが「戦時中、朝鮮半島出身労働者に対する非人道的な強制労働や強制連行、虐待があった」と誤情報を拡散。
朝鮮人労働者が戦時中に劣悪な環境で働かされたとプロパガンダの素材として利用されてしまっている。

しかしNHKが流した映像は戦後撮られた実態とは異なる創作だったと判明しており、韓国側があげつらう「強制労働の根拠」は消滅しているのである。

元島民らは過去数年にわたりNHKに対して謝罪と訂正を求めていた。
それを受けての事か、2025年3月26日にようやくNHKの稲葉延雄会長は元島民と面談し謝罪に至ったが、本件についてNHK自身はその報道をしなかった事が産経新聞の取材によって判明。

これぞ報道しない自由である。

国際問題にまで発展したNHKの軍艦島虚偽報道問題は世界に向けて「リコール」すべき事案だろう。
世界遺産登録に関しても韓国側の官民あげた妨害工作にあってしまった。

稲葉会長は「(韓国側に)目的外使用はつつしんでもらいたいと折に触れて言ってきた」と会見で語ったそうだが、韓国側の目的は日本を非難する事なので彼らなりの目的にはかなっている。

NHKは「あの番組の内容には虚偽のものが含まれておりました」と韓国に向けては特に大々的に何度も繰り返し宣伝してほしいぐらいだ。

それが、会長の元島民への謝罪面談の報道無し、なんである。
これで国民から視聴料金を強制的に徴収する資格があるのか。

それに、日本の尊厳、名誉、国益を散々に傷つけられてしまった訳で、日本国民全体に謝罪するべきだろう。

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