日本産高級ブランドの農作物海外流出は、共産党の言う「海外で品種登録するしかない」では防止できない

日本産高級ブランドの農作物海外流出は、共産党の言う「海外で品種登録するしかない」では防止できない

先日、農作物の高級ブランド品種の海外流出を防止するための種苗法改正について、マスコミや野党が猛反発しているとの記事をアップしました。

共産党は「流出した種苗の生産をやめさせるには、海外で品種登録するしかありません」という反対理由をあげていましたが、これは本当なんでしょうか。
こういったニュースがありました。

【日本農業新聞】「ルビーロマン」韓国で既に商標登録 種苗流出に警戒感 石川県 2021年8月19日
 石川県は、県産高級ブドウ「ルビーロマン」の名称が2年前から昨年にかけ、韓国で何者かに商標登録されていたことを明らかにした。対抗措置となる同国での品種登録も期限切れで申請できず、「打つ手なし」の状態。県は海外での種苗流出や類似品の流通をより強く警戒し、今春施行の改正種苗法も盾に、監視の目を光らせる。

~中略~

県は、もともと韓国や中国は輸出先に想定していないとし、今後、台湾や香港、シンガポールなどで「対応策を進めていく」(同)としている。

引用:https://www.agrinews.co.jp/news/index/20494

石川県が開発した「ルビーロマン」は既に韓国で何者かに商標登録されており、品種登録も期限切れで打つ手なし、だそうである。
これは共産党案の>「流出した種苗の生産をやめさせるには、海外で品種登録するしかありません」では救済できません。
しかしながら、開発者の石川県も輸出先に韓国を想定していなかったという理由で登録を怠っていたなど、認識が甘い点はあったと思われます。

では、同国で既に品種登録されている高級イチゴ「あまおう」ではどうでしょう。
このような記事を見つけました。
2017年8月の記事ですが、韓国で育成者権侵害の栽培をしている農家があったとの事です。

【exciteニュース 週間実話】窃盗仏像だけではない! 盗人猛々しい韓国が掠め取る日本ブランド農産物栽培 週刊実話2017年2月9日
農水省が専門家に委託調査させた『東アジア包括的育成者権侵害対策強化事業報告書』によると、この他にも『あまおう』や『紅ほっぺ』を栽培している韓国農家があると指摘しています」

引用:https://www.excite.co.jp/news/article/Weeklyjn_12089/

この「あまおう」は2015年時点で韓国での品種登録が完了している品種です。
※以下の記事参照

海外で植物育成者権を取得した日本の品種【今こそ海外出願!植物品種等海外流出防止対策コンソーシアム】
イチゴ「あまおう」(中国、韓国)
海外での品種登録は中華人民共和国(福S6号、2006年出願、2010年登録)及び大韓民国(福岡S6号、2013年出願、2015年登録)。

引用:https://pvp-conso.org/variety/

つまり、海外で品種登録されていようが盗まれる時は盗まれるのであって、やはり共産党の主張の「流出した種苗の生産をやめさせるには、海外で品種登録するしかありません」というのは無理があります。
石川県の失敗を教訓に海外での品種登録も積極的に進め、一方では水際で流出を防止する種苗法改正も必要だったのではないでしょうか。
この種苗法改正を全力で叩き潰そうとしたマスコミや野党の意図は一体どこにあったのでしょうか。

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