玉城デニー沖縄県知事と沖縄タイムス、基地・抑止力反対を訴えに訪米し国務省に冷遇される

玉城デニー沖縄県知事と沖縄タイムス、基地・抑止力反対を訴えに訪米し国務省に冷遇される

沖縄県知事の玉城デニー氏が、2023年3月7日に訪米し、平和外交を訴えたという。 平和外交と言えば聞こえは良いが、要は沖縄の基地反対、中国への対話による平和を訴えて来た訳だ。
まず、この辺の感覚がよく分からない。日本や米国が台湾有事への危機感を持っているのは、中国の力による現状変更をも辞さない姿勢のせいである。我々は威嚇されている側な訳だから、そもそも対話による平和を訴える相手は中国でないとおかしいのでは?
何故、抑止力を強化しようという米国に注文を付けに行くのかよく分からない。抑止力を上げると戦争になる、という訳のわからない論理だ。 まあ確かに防衛力が無ければチベットやウイグルが中国にやられたように国土・国民が一方的に蹂躙されるだけで「戦争」にはならないが、もしかしてそういう意味なのか?

国務省に冷遇された玉城知事と沖縄タイムス

そんな玉城デニー知事、国務省には裏口から出入りさせられ、沖縄タイムスは取材やコメント要請するも一切無視されたそうだ。常日頃から、ことごとく米軍基地に反対し、

  • 訪中時、中国副首相に「一帯一路、沖縄活用を」と提案
  • 中国船が尖閣諸島周辺へ領海侵入した際に「中国公船がパトロールしているので刺激するな」と発言
  • 中国の用語「一国二制度」を用いて「自治州的な一国二制度」を提案

をするような人物やその随行メディアを何故まともに扱ってくれると思ったのか。沖縄県は4月に「地域外交室」を知事公室内に創設するそうだが、先がけて実績づくりでもしたかったのだろうか。
ちなみに、平成28年の国と沖縄県との訴訟では福岡高裁によって「国防・外交政策は、地方公共団体が所管する事項ではない」と指摘されている。

赤い人たちが絶賛する玉城デニー氏

本件はしんぶん赤旗も記事にしていた。
前述のトンチンカンな論理を披露しているので引用してみよう。

【しんぶん赤旗】新基地に県民は何度も反対 訪米のデニー知事が会見 2023年3月11日
有事を起こさない取り組みを強化していくべきだ

引用:https://www.jcp.or.jp/akahata/aik22/2023-03-11/2023031104_02_0.html

まるで有事を起こすのは米国の方だと言っているみたいな表現だ。何度も言うが有事は中国が引き起こすものであり、我々はただ平穏に過ごしたいだけなのに。

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参考記事

  • 【沖縄タイムス】入退館は裏口から…訪米中の玉城デニー知事、国務省で冷遇 有識者に平和外交を訴え 2023年3月10日
    https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1116211
  • 【東京新聞】沖縄の玉城デニー知事がワシントンで訴え「抑止力より対話を」 米国に基地負担軽減など求める 2023年3月10日
    https://www.tokyo-np.co.jp/article/235868
  • 【産経新聞】外交・安保は国の専管 根拠は地方自治法に 沖縄県民投票 2018/10/26
    https://www.sankei.com/article/20181026-6UYJT4KTRZPN7OGJB25HWLJ6GY/

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