沖縄の民家の窓ガラスを割った弾丸は「米軍の流れ弾」を装う偽装工作か
沖縄の米軍キャンプ・ハンセンに近い金武町の民家で、窓ガラスが割れた状態で銃弾が落ちていたという。
不思議なのはその状況だ。
窓ガラスを割るほどの勢いであるにもかかわらず、二重ガラスの内側ガラスは割れていない。
米軍射撃訓練場が付近にあるので流れ弾が着弾した恐れがある一方、火薬の付着が無い、銃弾に錆がついている、線条痕(旋条痕)が無い、また、先にあげたように二重ガラスの内側は割れていない、そもそも窓の外のブロック塀に備えたネットに貫通した形跡が無い等の不審な点が多々見られていた。米軍は無関係であるとオフィシャルに発表しているうえ、様々な疑義があるにもかかわらず共産党は米軍の流れ弾と断定している。2022年当時の記事を紹介しておく。
- 【産経新聞】沖縄県の「銃弾」巡り 政府と野党、分かれる見解 2022/7/18
https://www.sankei.com/article/20220718-YYMGPS35XBL6XOXIFH22SMSYAY/
この事実は2022年から一部で報道されており、産経新聞は「偽装工作か」と記事にしていた。
産経新聞の当該記事は消えていたが、ツイートは残されていたので下記参照ください。
沖縄で疑惑の銃弾 米軍の流れ弾か偽装工作か 参院選のさなかhttps://t.co/jxV5k9FZv6
— 産経ニュース (@Sankei_news) July 12, 2022
当時は参院選の最終盤で、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設に反対する無所属現職と、容認する自民新人が激しく競り合っていた。
本件は沖縄県警が飛来元を特定するための発射実験を行うという。2023年3月4日の報道で明らかになった。
何故、年をまたいで数ヶ月後に実施なのか、遅すぎないか…
- 【沖縄タイムス】民家の窓ガラスを割った弾丸…飛来元を特定へ 沖縄県警が発射実験 2023年3月4日
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1113499
偽装工作疑惑
昔は本当に米軍の流れ弾が着弾する事もあったようなので、県警の捜査結果が出ないと確定的な事は言えないが状況的には米軍の流れ弾が当たったように見せかけるため、誰かが銃弾を仕込んだ偽装工作のように思える。
そうでないと、二重ガラスの内側が割れない、などという状況が再現できるのだろうか。もし仮に米軍の訓練の流れ弾が着弾していたとしたら、銃弾には火薬の付着もあるし、家屋内も激しく破損しているだろう。
これを沖縄タイムス、朝日新聞などは『わずか2メートル後ろに流弾、「米軍はお構いなし」 沖縄・金武町
』と記事にしていた。見出しにある「わずか2メートル後ろに流弾
」というのは2022年の事件ではなく、1988年の話である。
偽装工作・疑惑に言及する事も無く、数十年前の事件を見出しに使いつつ、米軍の仕業説で押し通している。
あえて誤解を生みやすいような見出しを付けている事がわかる、印象操作の典型的な手口だ。
- 【朝日新聞・沖縄タイムス】わずか2メートル後ろに流弾、「米軍はお構いなし」 沖縄・金武町 2022/7/11
https://www.asahi.com/sp/articles/ASQ7B7FV4Q7BDIFI006.html
2022年の沖縄県知事選挙戦で銃弾投げ込み事件が発生している
ちなみに、2022年9月の沖縄県知事選時に玉城デニー候補の対立候補に向かって銃弾を投げ込み、活動家が逮捕されるという事件が発生している。
当時の記事はこちら。
沖縄では、そういった「米軍基地反対のためには、銃弾を投げ込む事を是とする空気」が醸成されているのだろう。そしてそれに乗っかって一緒になって騒ぎ立てるメディアに共産党。
恐ろしい事だ。