朝日新聞の報道しない自由:玉城知事と浦添の基地移転・埋め立て問題

朝日新聞の報道しない自由:玉城知事と浦添の基地移転・埋め立て問題

沖縄県浦添市にある、サンゴ礁に囲まれた浅瀬。
現地の言葉で「イノー」というそうだ。 この浅瀬の内側には米軍基地「キャンプ・キンザー」があり、そのせいで手付かずの自然が残されている。
この自然豊かなサンゴ礁を埋め立て、那覇市にある米軍那覇港湾施設を移設するという計画が進められている。
この計画について「経済波及効果などを考慮すれば自然破壊はやむを得ない」と承認しているのが、普天間基地の辺野古移設に反対していたはずの玉城デニー知事その人である。

玉城知事は、辺野古については「世界に誇る美ら海」の自然を守れ、辺野古の新基地建設を断念させようと言っていたのでは無かったか。この二枚舌、ダブルスタンダードぶりは何だろう。

朝日新聞は「その美しい海が失われる危機を迎えている」と移設・埋め立て計画に批判的な記事を書いているが、何故かそこには玉城デニー知事の名前が無い。
玉城知事が辺野古では埋め立てに反対している一方、浦添では埋め立て承認をした事を読者に知られると何かまずい事でもあるのか。
都合の悪い事実は書かないという、朝日新聞の報道しない自由の一例でした。

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参考記事

  • 【産経新聞】玉城沖縄知事、浦添埋め立て「やむを得ない」 2019/1/16
    https://www.sankei.com/article/20190116-IJ2YSIJJ7RIA5HLKTMVXIHHZ5E/
  • 【朝日新聞】沖縄から姿を消す「イノー」 サンゴが生きる「奇跡の海」が軍港に 2023/8/17
    https://www.asahi.com/articles/ASR8H3W6WR89UQIP04J.html

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