「外国人を拘束」中国海警局法令の報道…沈黙する朝日新聞、拘束と見出しに書かない毎日新聞
また朝日新聞や毎日新聞の「報道しない自由」「印象操作」の事例紹介である。
何があったのか?
中国の一方的な領有権主張
2024年6月15日、中国は領海に入った疑いのある外国人を海警局が最長60日拘束できるという法令を執行。
中国は沖縄県の尖閣諸島や南シナ海などの領有権を主張しているため、尖閣諸島へ近づく日本人船員を拘束する可能性があるという事になる。
南シナ海ではフィリピンと激しくやりあっているが、機関砲を搭載している中国海警局の艦船は尖閣周辺に連日出没しており、いつ何が起こってもおかしくない状況だ。
明らかな中国の覇権主義である。
今回の法令は新聞、テレビなどのマスコミ、報道各社がニュースにしているが、ひときわ異彩を放つのが朝日新聞と毎日新聞である。
朝日新聞は法令施行の記事無し、毎日新聞は「海警局の巡視強化」と表現
報道各社が見出しに「外国人を拘束」または「60日拘束」というワードを入れた記事を書く中、朝日新聞は報道記事を書かずスルーを決め込んでいるようだ。
朝日新聞公式サイトのサイト内検索、Google検索で「尖閣 拘束」や「中国 拘束」などで検索しても記事がヒットしないため、まず間違いないだろう。
ただ、先月に在フィリピン中国大使館が同法令を「発表」した記事はあったが、「施行」した記事は無いのでこの法令施行にはニュースバリューが無いとでも判断したという事なのだろう。
また、毎日新聞は社説で法令の事に触れてはいるが「中国海警局の巡視強化 緊張高める行動の自制を」という見出しには肝心の「外国人を最大60日拘束」という事実が書かれていない。
- 【毎日新聞】中国海警局の巡視強化 緊張高める行動の自制を 2024/6/14
https://mainichi.jp/articles/20240614/ddm/005/070/098000c
いつも日本を貶めるためには誤印象を招きかねない余計な文言を入れるくせに、こういう事態には要のワードを入れないのである。
朝日新聞、毎日新聞ともに、できるだけ中国への警戒感を持たれるような記事を書きたくないという姿勢がうかがえないか?
そんなに防衛力を高める事に反対か?
以上、朝日新聞と毎日新聞の報道しない自由、印象操作報道の事例でした。
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参考記事
- 【産経新聞】中国、領海侵入の外国人拘束する新法令が施行 日比など緊張のエスカレートを懸念 2024/6/14
https://www.sankei.com/article/20240614-RYH6VMHMJRKZHAGFKOX7K37H7Y/ - 【読売新聞】中国の「領海」侵入で外国人を最長60日拘束可能に…フィリピンなど周辺国で警戒強まる 2024/06/14
https://www.yomiuri.co.jp/world/20240614-OYT1T50157/ - 【東京新聞(共同通信)】中国、領海侵入で最長60日拘束 法施行、日本など周辺国に危機感 2024年6月14日
https://www.tokyo-np.co.jp/article/333552 - 【NHK】中国 “領海に違法侵入の外国人を拘束”の法令 きょう施行 2024年6月15日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240615/k10014481491000.html