ジャニーズ性加害事件で国連に「メディアの責任」を指摘されても他人事の日本の大メディア

ジャニーズ性加害事件で国連に「メディアの責任」を指摘されても他人事の日本の大メディア

ジャニーズ事務所創業者、故ジャニー喜多川氏による性加害の告発が連日のようにテレビ・新聞・雑誌を賑わしている。性加害については昔からのうわさ話で我々庶民にまで聞こえてきていた。過去にちらほら週刊誌レベルでは報道される事はあったが大メディアが大きく報道する事は無く、メディア側のジャニーズ事務所に対する「忖度」が十分にうかがえた。
ジャニーズの闇を報道すると、所属アイドルを起用出来なくなるのでは、といった類いのものからだろう。
ジャニーズ事務所新社長の藤島ジュリー景子に対して「性加害の事実を知らなかったはずがない」等と追求する声もあるが、メディア側も同罪だ。むしろメディア側が積極的に隠蔽工作に手を貸していた、ぐらいに思える。

「メディアの責任」に言及した国連人権理事会

普段は戦勝国の寄り合い所帯というか町内会並みにロクな事をしていない国連の連中だが、今回は「日本のメディア企業が数十年に渡って不祥事のもみ消しに荷担した」とハッキリ言及したというから只事ではない。
普段は日本のマスコミが正義の味方のように言っている国連から、報道しない自由の行使をズバリ指摘された訳だ。
その国連の指摘を「メディアが不祥事の揉み消しに加担」と、しれっと報道しているのが当の新聞、テレビの大メディアである。

  • 【TBS】【ジャニーズ性加害問題】国連専門家は“メディアの責任”も言及 「不祥事のもみ消しに荷担したと伝えられています」 2023年8月4日 https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/644370
  • 【毎日新聞】ジャニーズ性加害「メディアはもみ消しに加担」 国連部会が会見 2023/8/4
    https://mainichi.jp/articles/20230804/k00/00m/040/249000c

おいおい、何を他人事のように報道しているんだ。
君たち自身が糾弾されているんだぞ。
この厚顔無恥ぶりは、外圧をもってしても変われそうにない。

関連記事

広告