沖縄県庁PFOS流出を公表せず、玉城デニー知事の米軍基地批判との二重基準に疑問の声!

沖縄県庁PFOS流出を公表せず、玉城デニー知事の米軍基地批判との二重基準に疑問の声!

沖縄県の米軍基地反対派が反対している理由のひとつに、基地周辺の有機フッ素化合物「PFOS」の放出問題があるそうだ。
この有機フッ素化合物「PFOS (ピーフォス/ペルフルオロオクタンスルホン酸)」とは発がん性が疑われる物質で、日本では2010年に製造・使用が原則禁止となっている。

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の貯水槽からこのPFOSを含む水を処理したうえで下水道へ放出した事を受け、玉城デニー沖縄県知事が緊急記者会見で「激しい憤り」を表明したのが2021年8月26日。

その後、沖縄県は米軍基地周辺の水質調査を実施して、嘉手納基地など多くの地点で環境省の設定した暫定目標値を超えていたと発表。また、沖縄住民のPFOS血中濃度が他県民よりも高かったそうだ。
反基地派の朝日新聞や毎日新聞は鬼の首でも取ったかのように記事にしておりました。
そんな事があったんですね。
たしかに、「流出」だろうが「放出」だろうが基準値を超えていたのなら、あってはならない事だ。

なんと沖縄県庁からPFOSが流出!しかも公表せず

米軍基地からのPFOS放出を激しく非難してきた玉城デニー知事。2023年6月、その沖縄県庁自身の地下にPFOSを含む消化剤がスプリンクラーの故障で900リットルも流れ込んだがすぐに回収もせず、近くを流れる久茂地川に流出していたという。
県が公表したのは9月。3ヶ月も公表せず放置し、その間住民への注意喚起もなかった。こちらは処理水の放出ではなく、まぎれもないずさん管理の末の流出事件である。

しかも玉城知事はスイス・ジュネーブでの国連人権理事会で国際社会に向けて「米軍施設が環境を汚染している」と訴えて回ったばかりだった。

あれだけ米軍基地を批判していたんだ、ずさん管理、危機意識の欠如、一体どう責任を取るつもりなのか。
まずは、沖縄県庁もずさん管理していましたと国際社会に訴えるところから始めてみてはどうか。

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参考記事

  • 【毎日新聞】米軍、普天間のPFOS処理水を放出 沖縄知事「激しい憤り」 2021/8/26 https://mainichi.jp/articles/20210826/k00/00m/040/441000c
  • 【産経新聞】玉城知事、沖縄県庁の有害物質流出を陳謝 3カ月放置 2023/9/27 https://www.sankei.com/article/20230927-5J3KPDUG2RITDIOXJJ2A7DC56Q/

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