ミサイルを排他的経済水域(EEZ)内に撃ち込まれても「ミサイルが落下」と表現する四大紙

ミサイルを排他的経済水域(EEZ)内に撃ち込まれても「ミサイルが落下」と表現する四大紙

訪台していたペロシ米下院議長が台湾を発った後の2022年8月4日、中国は台湾封鎖の大規模演習の一環で、日本の排他的経済水域(EEZ)に弾道ミサイルを5発も撃ち込んできました。
日本のEEZ内に弾道ミサイルを撃ち込んでくるのは初となります。
また、日本に一番近い着弾点はEEZ外ではありますが与那国島沖80kmだったそうです。

毎日新聞は「台湾有事の際に日本を牽制するため」とあえて「過小評価」した記事を書いていますが、この初めての事態は産経新聞が言うように日本に対する攻撃を想定したものでしょう。

  • 【毎日新聞】EEZに弾道ミサイル落下は習氏決断 台湾有事の日本介入けん制 2022/8/11
    https://mainichi.jp/articles/20220811/k00/00m/030/322000c
  • 【産経新聞】<独自>中国のEEZ落下弾は日本攻撃を想定 台湾当局が分析、与那国島など目標 2022/8/5
    https://www.sankei.com/article/20220805-AUATBO6E3VKYFMEGEKP4BTACBU/

これまで散々語られてきましたが、台湾有事=日本有事、という事がいよいよ現実味をおびてきました。
台湾有事の際には、日本も同時に攻撃される可能性が高まってきている、という事になります。
むしろ、台湾を取るために脇腹を突かれないように、日本の南西諸島を先に攻撃するという説もあるぐらいです。

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与那国島の漁協では、数日間、沿岸以外での操業を自粛するよう呼びかけをするほど危機感を持っています。

  • 【NHK】中国ミサイルで緊急対応 与那国町の漁協が漁の自粛呼びかけ 08月05日
    https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20220805/5090019421.html

ミサイルが「落下」と表現する四大紙

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また、これは産経新聞も含めてですがミサイルを撃ち込まれた件を「ミサイルが落下」と危機感の無い表現をしているのが気になりませんか。
ロケット打ち上げ実験ではなく、ミサイルを撃って目標に命中させているのだから「着弾」や「撃ち込まれた」という表現がより正しいのではないでしょうか。

先にあげた毎日新聞と産経新聞の他、朝日新聞と読売新聞の記事見出しを見てみましょう。

  • 【朝日新聞】(いちからわかる!)日本の排他的経済水域、ミサイルが落下したね 2022/8/14
    https://www.asahi.com/articles/DA3S15387282.html
  • 【読売新聞】中国軍発射の弾道ミサイル、5発が日本のEEZ内に落下 2022/08/04
    https://www.yomiuri.co.jp/politics/20220804-OYT1T50308/

朝日新聞からは、特に「いちからわかる!」というニュースをわかりやすく伝えるカテゴリの記事からピックアップしてみましたが、「ミサイルが落下したね」という他人事のような表現はあまりに酷すぎないか。
朝日新聞の記者は、近隣に住む反社会的勢力の者から自宅の庭先に拳銃弾を撃ち込まれても「弾が落下したね」などと呑気に言うのかね。

つまりこれは日本人に危機感を持たせたくない、ひいては防衛費増額に持って行かせたくないという印象操作の一環なのかと疑いを持ってしまいます。

ニュース記事は、より正しい表現を使うようにしてもらいたい。

参考

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