夫婦別姓に小中学生半数が反対、子供の権利を主張してきた朝日の記者「聞いた相手が小中学生ですよね」
産経新聞が夫婦別姓制度について、全国の小四以上の小中学生2000人にアンケートを取ったという。
結果は「家族で同じ名字がよいので別々にはしたくない」が59.9%という事だった。
なんと6割が夫婦別姓反対である。この数字は、学校別、学年別、民間調査会社による調査でもほとんど同じような数値だったそうだ。
ちなみに、内閣府の「家族の法制に関する世論調査」(令和3年12月調査)では「子供にとって好ましくない影響があると思う」が69%もあった。
(出典は末尾の参考記事を参照)
そりゃあそうだろう。
「選択的」夫婦別姓と言えば聞こえは良いが、そのご家庭の子供は、必ずどちらかの親と「強制的」親子別姓になるのだから。
夫婦は大人だから本人同士の合意があったとしても、子供は物心ついた時に「両親と同姓が良かった」と思ってももう後の祭りなのだ。
さて、このアンケート調査結果にケチをつけたのが朝日新聞の記者だ。
「えっ、聞いた相手が小中学生ですよね。それを元日朝刊の1面トップにするって……。
」だそうだ。
当該のX投稿はこちら。
えっ、聞いた相手が小中学生ですよね。それを元日朝刊の1面トップにするって……。
— 中野渉@朝日新聞 (@watarunakano) December 31, 2024
<独自>選択的夫婦別姓、小中学生の半数が反対、初の2000人調査「自分はしない」6割 https://t.co/zHeECZj8zR @Sankei_newsより
いやいや、朝日新聞の記者がそれを言うのはおかしな話だ。
普段は子供の権利だとか、「制服を強制するのは人権侵害」「着たくない制服、学ぶ権利侵害」みたいな高校生の言い分を声高らかに記事に掲載してきたのは当の朝日新聞自身だろうに。
さんざん「子どもの権利条約」がどうのこうのと言ってきてたじゃないか?
忘れたとは言わせんぞ、一部のURLを末尾に掲載しておいてあげるから。
それを自分の主張とは異なるものが出てきたらたちまち「えっ、聞いた相手が小中学生ですよね。」とは一体何事か。
華麗なるダブルスタンダード、プロパガンダである。
これが朝日のやり口だ。
参考記事
- 【産経新聞】<独自>選択的夫婦別姓、小中学生の半数が反対、初の2000人調査「自分はしない」6割 2025/1/1
https://www.sankei.com/article/20250101-QGCTY3PY4JEHLHHXAFDFEVX2LQ/ - 【内閣府】家族の法制に関する世論調査
2022年3月25日
https://survey.gov-online.go.jp/r03/r03-kazoku/zh/z10.html - 【朝日新聞】「着たくない制服、学ぶ権利を侵害」 高校生が全国から署名5千筆 2023/12/29
https://www.asahi.com/sp/articles/ASRDX72W6RDMUGTB00J.html - 【朝日新聞】(「子どもの権利」を守るには 条約批准から30年:1)子どもの意見尊重、ベースにして 2024/12/10
https://www.asahi.com/sp/articles/DA3S16102527.html