「腸を断ってくれないかな」の作家と朝日新聞は誹謗中傷と向き合うなら自分の発言と向き合え

「腸を断ってくれないかな」の作家と朝日新聞は誹謗中傷と向き合うなら自分の発言と向き合え

朝日新聞は2024年8月16日、芥川賞作家である李琴峰さんの『「言葉は、人を殺しも救いもする」 李琴峰さん、誹謗中傷と向き合う』というインタビュー記事を掲載。

この記事を紹介する朝日新聞のX(Twitter)上での投稿に「誹謗中傷をおこなった人物が誹謗中傷を批判しているという背景情報を加える必要があります」というコミュニティノートが付いていた。

何が起こっているのか?

安倍首相に「本当に腸を断ってくれないかな」と発言

2020年2月のコロナ禍における記者会見の際に安倍晋三首相(当時)が「休校措置を講じるのは断腸の思いだ」と語ったというXの投稿を受け、李琴峰さんは「本当に腸を断ってくれないかな」と発言していたのである。

当時、安倍首相は難病指定の潰瘍性大腸炎を患っていたが、その揶揄かどうかは横に置いておいても他人に向かって「本当に腸を断ってくれないかな」とは単なる攻撃的な言動、侮辱行為、誹謗中傷ではないのか。

李琴峰さん自身は『私は安倍さんの「潰瘍性大腸炎を揶揄」していません』と語っているが、そんな事は関係ない。
言い訳にもなっていない。
これはどうみても暴言の類いである。

昨今、SNS上の投稿で暴言・誹謗中傷を受け、最悪の事態に発展するケースも出ている。
人権派の朝日新聞としては「腸を断ってくれないかな」とは決して許してはならない言葉のはずだ。

それを朝日新聞は安倍首相に暴言を吐いた人物を「誹謗中傷と向き合い」「言葉は、人を殺しも救いもする」と持ち上げている訳だ。

コミュニティノートの通り、「誹謗中傷をおこなった人物が誹謗中傷を批判している」のである。

ちなみに、当該の朝日新聞の投稿はこちら。

朝日新聞だけではない。

外国人の永住資格を取り消せるようにする制度(税金、社会保険料の滞納などを理由として)の導入については、東京新聞が李琴峰さんの「ヘイトスピーチを加速させるおそれがある」という発言を記事にしている。
まるで人権派のように持ち上げているのだ。

「腸を断ってくれないかな」もヘイトスピーチを加速させるおそれがあるのではないのか?

朝日新聞、東京新聞は、何故こちらは猛然と批判しないのか?
安倍叩きが出来るなら何でもいいのか。

芸人やす子へ「◯んでくださーい」とやったフワちゃんは活動休止に追い込まれ、朝日のお仲間は許される。
何とも理不尽な世の中である。

参考記事

  • 【朝日新聞】「言葉は、人を殺しも救いもする」 李琴峰さん、誹謗中傷と向き合う 2024/8/16
    https://www.asahi.com/articles/ASS8F3FG1S8FUTIL005M.html
  • 【東京新聞】「ヘイトスピーチを加速させる恐れ」 芥川賞作家・李琴峰さんが猛反対する「永住資格取り消し制度」の問題点は 2024年5月19日
    https://www.tokyo-np.co.jp/article/327931
  • 【日経新聞】新型コロナ「休校、断腸の思い」 安倍首相の会見要旨 2020年2月29日
    https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56243700Z20C20A2000000/

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