朝日新聞AERA、岸田首相へのテロについて「爆弾犯は許せないが、そうされても仕方ない」で炎上
2022年7月、安倍晋三元首相が凶弾に斃れてからこっち、テロリストの凶行を賞賛ないしは擁護するかのような論調がメディアや左派論陣の間で繰り広げられていた。
そんなマスコミの中で特に目立っていたのは、やはり朝日新聞だろう。
読者投稿の朝日川柳で安倍氏をクソミソに腐してみたり、容疑者が明智光秀のセリフを引用していたのを世の中を変えていく象徴のように紹介したり、日本赤軍元メンバー制作の「安倍元首相暗殺犯をモデルにした映画」を好意的に紹介したりとやりたい放題だった。
「容疑者を英雄視する報道など無かった」と言ってみたりする輩もいるようだが、いったいどこを見ていたのか。
「爆弾犯は許せないが、そうされても仕方ない」と書いて炎上したAERA
そんな朝日新聞がまたやらかして話題になっている。
朝日新聞出版が毎週発行する週刊誌「AERA」が、岸田首相の爆殺を狙ったテロ事件について「爆弾犯は許せないが、そうされても仕方ない
」という記事を書き、Twitterでもそのような文言を使って告知していたのだ。
当該のツイートは削除されてしまい(ブックマークのキャプチャを残しておきましょう)ましたが、
代わりに「【再投稿】記事は暴力を容認するものではありません。当初の見出しは適切ではなかったので変更しました。最初の投稿は削除しています。
」という投稿がされていました。
しかし、リンクが張られていた記事には未だに
岸田首相襲撃事件に政権批判コメントが目立つ理由 「アンチ自民党ではない」と専門家 2023/04/21
<爆弾犯は許せないが、そうされても仕方ないほど今の自民党がやっていることはひどい>引用:https://dot.asahi.com/dot/2023042000082.html?page=1
という文言が残されています。ツイートを削除して済む問題ではなかろう。
そもそも、岸田首相爆殺を狙った事件は、安倍氏暗殺事件を模倣したとも見られている。たまたま爆発が小規模で現地民の背中に軽傷を負わせた程度だったが、大勢の死傷者を出していてもおかしくない事件だった。
テロを容認するような報道が、どんな影響をもたらすのか。第三、第四の凶行を招きかねない。
影響力の大きなマスコミがこのような反社会的ともいえる記事を書く事を、許してはならないと思う。
そうそう、ちなみに、作家で法政大学教授の島田雅彦氏という人物が(そんな人がいる事を初めて知ったが) 安倍元首相について「暗殺が成功して良かった
」と発言して叩かれているそうだ。
「暗殺が成功して良かった」と発言した、作家で法政大学教授の島田雅彦氏が20日、ツイッターを更新しました
— こちら夕刊フジ編集局 (@yukanfuji_hodo) April 21, 2023
反省の発信に続き、夕刊フジに「誤解を拡大し、炎上を煽る紙面作りをした」と抗議しています
識者に聞きました#島田雅彦#暗殺が成功して良かった#夕刊フジに抗議https://t.co/T0SduJPZYn pic.twitter.com/RakIrqy1Ka
本人は誤解だと言っているようだが、そのように発言し、額面通りの内容で理解されたのだったら「誤解」じゃあるまいよ。
どうも、この手の輩の言い逃れで「誤解」を主張するケースが多い気がする。
先のAERAもそうだが「爆弾犯は許せないが」と付けておけば何でも許されると思ってるのか。「良い意味で」と言っておけばどんな悪口でも許されるって訳じゃない。
日本語は正しい分脈で正しく使おう。
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