『「しね」と書き込む人を本当のファンと呼べるだろうか』「日本死ね」を政権叩きに利用した朝日新聞にそっくりそのままお返ししたい

『「しね」と書き込む人を本当のファンと呼べるだろうか』「日本死ね」を政権叩きに利用した朝日新聞にそっくりそのままお返ししたい

やや古いのですが、2020年8月18日の朝日新聞にこんな記事がありました。

【朝日新聞デジタル】「しね」と書き込む人を本当のファンと呼べるだろうか 2020/8/18 17:00
「しね」――。



 楽天球団の公式ツイッターに、こんな「ファン」の書き込みが7月下旬にあった。成績不振の選手に向けたものだが、選手をおとしめる暴言を投稿する人を本当のファンと呼べるだろうか。

引用:https://www.asahi.com/articles/ASN8H7HQ5N8CUTQP024.html

「しね」…いけませんね。

何があろうと他人に向かって言って良い言葉ではありません。

「成績不振の選手に向けたものだが、選手をおとしめる暴言を投稿する人を本当のファンと呼べるだろうか」
その通りだと思います。ここは珍しく朝日新聞に完全に同意します。

しかしながら、それではなぜ2016年に「保育園落ちた日本死ね!」が話題になった時に「日本をおとしめる暴言」を諫めてくれなかったのでしょうか。
保育園に子供を預けられなかった親御さんは苦労されたのでしょう。

しかし、特定の個人を指さなければ何を言っても良いのですか。

便乗したマスコミ

朝日新聞は諫めてくれるどころか、その暴言に乗っかりただただ政権叩きに利用しました。
政権叩きが出来れば手段は何でも良いんですか。

以下、朝日の記事を見てみましょう。

【朝日新聞】「保育園落ちた日本死ね!」 匿名ブロガーに記者接触 2016年3月4日
《保育園落ちた日本死ね!!!》と題した匿名のブログが注目を集めている。1億総活躍社会のかけ声とは裏腹に、なかなか解消しない待機児童問題を指摘する内容で、国会でも取り上げられた。ネット上では同じ境遇の人たちから共感の声が相次いでいる。

引用(リンク切れ):https://www.asahi.com/articles/ASJ3355J2J33UTIL01N.html

「死ね」などという言葉に「共感の声が相次いている」って何でしょうか。
だったら何故、楽天の成績不振選手への暴言はあんなに責めたんでしょう。

特定個人じゃなければ何を言っても良いんですか。

【朝日新聞】「保育園落ちた日本死ね」現象と政治家の甘い認識 2016年03月16日
国会でも民主党の山尾しおり(志桜里)衆議院議員が予算委員会でこの問題を取り上げました。

 それに対して安倍首相が「本当であるかどうかを確かめようがない」という的の外れた回答をしてしまい、与党議員からも「誰が書いたんだよ」「本人を出せ」「中身のある議論をしろ」などの野次が出たことで、完全に火に油を注いだ状態になり、この問題に対する怒りの声がさらに噴き出すことになりました。

引用:https://webronza.asahi.com/culture/articles/2016031500006.html

  • 【朝日新聞】「保育園落ちた日本死ね」が流行語大賞のトップテンに入り、あいさつする山尾志桜里衆議院議員
    (リンク切れ)https://www.asahi.com/articles/photo/AS20161201005336.html

山尾議員も酷いじゃないですか。
何故、「死ね、などと言ってはいけない」と言ってくれなかったんですか。

「成績不振の選手に向けたものだが、選手をおとしめる暴言を投稿する人を本当のファンと呼べるだろうか」

「待機児童問題を解決できない日本に向けたものだが、日本をおとしめる暴言を投稿する人を本当のファンと呼べるだろうか」とでも読み替えてみたらどうですか。

と思っていたら俵万智さんのツイッターの投稿をみつけました。

日本という国も日本語も、心から愛しています」と言いながら目的のためには手段を選ばない、というのは行きつく先はテロリズムと同じで危険な発想だと思います。

ヨーロッパのことわざでこういうのがあるそうですね。

地獄への道は善意で舗装されている

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