FIJファクトチェックアワード2024優秀賞に沖縄タイムス阿部記者の記事が受賞?
朝日新聞、毎日新聞などの左派メディアの記事をファクトチェック対象にしない事で一部で有名なファクトチェック機関のひとつであるファクトチェック・イニシアティブ(FIJ)。
いつも槍玉にあげるのはSNSなどの投稿記事ばかりで「そもそもそんな玉石混交が分かりきった投稿のファクトチェックに血道を上げててどうするの、旧来のメディアこそファクトチェックしなくちゃダメなんじゃないの」と、そんな感想を抱かれて勝ちなFIJがこのほどファクトチェックアワード2024なるものを発表していたので見てみたら、やはり面白い事になっていたので紹介したい。
このほど、「沖縄は親を寝たきりにして年金で暮らす」とYouTubeで配信したという、にちゃんねる創設者の「ひろゆき」氏の動画についてツッコミを入れた沖縄タイムスの阿部記者の記事が「優秀賞」を受賞していたのである。
そもそも、「嘘を嘘と見抜けない人には(掲示板/インターネットを使うのは)難しい」と名言を残したとされる「ひろゆき」氏本人の動画に対するファクトデマチェックなんぞに何の意味があるのか。
あまりにくだらな過ぎないか。
それに、沖縄タイムス阿部記者といえば、「“中間中立で報道しているという気は確かにない”
」と発言している事でも知られている。
中間中立でないと公言する既存メディアの中の人物が、他人のYouTube投稿のファクトをチェックしただって!?
それに「優秀賞」をあげただって!?
冗談も大概にしてくれ。
他にも、自民党批判と思しき記事や、福島第一原発の処理水の安全性が『(東電の)現状の開示で「安全」を確認するのは困難
』と結論づける記事などが受賞作品(ところで、ファクトチェックが「作品」ってどういう事なんだ)に選ばれていた。
FIJ理事長は毎日新聞の元編集局次長、論説委員
更に言わせてもらう。
このファクトチェック・イニシアティブ(FIJ)なるファクトチェック機関の理事長は毎日新聞の元社員である。
それも末端の一記者などではなく、ワシントン特派員、編集局次長、論説委員まで勤め上げた人物である。
つまり、ゴリゴリの毎日新聞OBがファクトチェック機関の理事長に就任しているのである。
その上で、毎日新聞や朝日新聞の記事をファクトチェックの対象にすることも無く、ひろゆき氏のYouTubeを槍玉にあげて喜んでいる図なのである。
朝日新聞や毎日新聞の捏造・偏向報道記事とか、いまだに処理水を「汚染水」と投稿している社民党党首の福島みずほのTwitter(X)とか東京新聞の記事とか、ファクトチェックしないといけない社会的意義の大きな記事は無数にあるのではないか?
そこへきて受賞作品(作品って何だ)に選ばれたのが、ひろゆきのYouTubeと、自民党批判、処理水の安全性への疑義か。
ファクトチェック・イニシアティブは中立なのか?
ちなみに、もう一つのファクトチェック機関である日本ファクトチェックセンター(JFC)にも、朝日新聞、毎日新聞の関係者が所属している事を付け加えておく。
ファクトチェック機関こそチェックされるべきだ。
参考記事
- 【ファクトチェック・イニシアティブ】ファクトチェックアワード2024受賞作品を発表しました 2024.07.11
https://fij.info/archives/12737