脱北者が北朝鮮を訴えた裁判の報道で、帰国運動を煽っておきながら朝鮮総連の責任にして頬かむりする朝日新聞

脱北者が北朝鮮を訴えた裁判の報道で、帰国運動を煽っておきながら朝鮮総連の責任にして頬かむりする朝日新聞

在日朝鮮人とその家族の、北朝鮮への帰還・帰国運動が1950年代以降、に行われました。
これは朝鮮総連が「北朝鮮は地上の楽園」「衣食住の心配がない」と宣伝し推進した運動でしたが、実際に帰還してみると地上の楽園どころか「この世の地獄」でした。
この帰還・帰国運動を主体的に推進したのは朝鮮総連でしたが、日本のマスコミ・新聞各紙もこぞって宣伝・賛同する記事を書き連ね、その嘘を信じて海を渡ってしてまった在日朝鮮人とその配偶者たちが大勢いました。

そんな日本人配偶者のうち、脱北に成功し日本に戻った方々が、法廷で北朝鮮を訴えたという報道がありました。
以下は朝日新聞の記事からの引用です。

【朝日新聞】「楽園の国とだまされた」 北朝鮮帰国事業の脱北者が法廷で訴え 2021年10月14日
日本人配偶者として在日朝鮮人の夫と渡航した斎藤博子さん(80)は本人尋問で、渡航前に朝鮮総連から「家も仕事も用意されていて何の心配もない」と説明を受けたと話した。
 しかし現実は全く違い、「地上の楽園と聞いていたが、地獄だった。だまされた」と涙ながらに訴えた。

引用:https://www.asahi.com/articles/ASPBG74ZJPBCUTIL06G.html

また、朝日新聞言論サイト上には、朝日新聞編集委員のこんな記事もありました。

  • 【朝日新聞・論座】脱北者が北朝鮮政府を訴えた「日本初」の訴訟~「帰国事業」の実態と責任を問う裁判の歴史的意義 北野隆一 朝日新聞編集委員  2021年10月27日
    https://webronza.asahi.com/national/articles/2021102500005.html

いやいやいや、ちょっと待って欲しい。
「帰国事業」の実態と責任を問うなどと他人事のように報道しているのは一体どういう事だ。
新聞社の中で最も大々的に帰国運動を宣伝していたのは朝日新聞自身ではないか。

各新聞社の中で一番帰国を煽っていたのは朝日新聞だった!

朝日新聞は、北朝鮮がどうやら地上の楽園ではないらしいと判明した後も報道しない自由を行使して真実を隠し、結果的に大勢の帰国者を出す事に加担していました。
以下はそんな朝日新聞を批判する産経新聞の記事です。
帰国事業に加担していた「日教組」を批判する流れで、朝日新聞についても言及されています。

【産経新聞】「地上の楽園」と喧伝した北朝鮮の欺瞞…加担した「日教組」は許せない 2015/5/2
また朝日新聞社は、北朝鮮を「朝鮮民主主義人民共和国」と呼び、北朝鮮帰還運動に加担したことも忘れてはならない。彼らは今、何と言っているか。頬かぶりして、その非を認めていないし、謝罪もしていない。

引用:https://www.sankei.com/article/20150502-2D7GJXHAPBPLRPU2U2JX64VMZM/2/

また、かねてから朝日新聞の報道姿勢・偏向報道を批判してきた作家の井沢元彦氏はこう語っている。

【NEWSポストセブン】北朝鮮帰国事業 全マスコミが「北朝鮮は天国」と騙された 2016.07.18
実はこの北朝鮮帰国事業に賛同したのは朝日新聞など左翼支持のマスコミだけではなく、産経新聞や読売新聞も同一歩調をとっていた。
~中略~
しかし脱北者によって北朝鮮は天国どころか地獄だということがわかるようになると、当然産経や読売は北朝鮮帰国事業に協力するのをやめた。しかし最後まで「北朝鮮の真実を報道しない」という形で帰国事業に「協力」し続けたマスコミもあった。その代表が朝日新聞である。

引用:https://www.news-postseven.com/archives/20160718_428951.html?DETAIL

なお、冒頭の朝日新聞の記事は、こう続きます。

脱北した原告は日本での生活基盤が弱いため、無償で弁護活動を引き受けた弁護団は、クラウドファンディングで訴訟資金を募集している。12月10日まで。

「どの面下げて」「どの口が言う」「お前が言うな」とは、この時の為にあった言葉だったのですね。
賠償金は「人道的支援として」朝日が受け持ってあげたらどうか。

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