『防衛費増額をしたところで、どれだけの意味があるのか』中国総領事館の脅しツイート

『防衛費増額をしたところで、どれだけの意味があるのか』中国総領事館の脅しツイート

2022年8月4日、中国が日本の排他的経済水域(EEZ)に弾道ミサイルを5発も撃ち込んでくるという事件がありました。日本に一番近い着弾点はEEZ外ではありますが与那国島沖80kmでした。

このような情勢下で岸田政権は防衛費増額へ向けて動き始めました。中国の脅威を前に、むしろ遅すぎたくらいです。
その後の2022年8月9日、中国駐大阪総領事館の公式Twitterアカウントが日本を脅すようなツイートをしています。

「中国のGDPは日本の約10倍にもなったら、防衛費を2%にしたところで、どれだけの意味があるだろうか?」と言っています。防衛費を増額しても意味が無い、無駄な抵抗はやめて領土を明け渡せ、と遠回しに言っている訳です。
無礼な無法者のセリフですね。
映画に出てくる悪役そのままです。
社民党や共産党などの野党やマスコミは防衛費増額に反対していますが、それは中国の言い分とそっくりそのままで、結果的に無法者の味方をしているという事に1人でも多くの国民に気がついてほしいですね。

このツイートは削除されてしまったのでスクリーンショット画像を貼っておきましょう。
【画像】中国駐大阪総領事館の公式Twitterの恫喝ツイート

中華人民共和国駐大阪総領事館
中国の脅威から防衛費増額をめぐる議論が日本で強まっているが、中国のGDPは日本の約10倍にもなったら、防衛費を2%にしたところで、どれだけの意味があるだろうか?(5/6)

引用:https://twitter.com/chnconsul_osaka/status/1556878667393146880?s=12

また、ミサイルの件で抗議した日本に対し、中国政府は「日本がとやかく言うことではない」と反論しているそうです。

  • 【TBS】「日本がとやかく言うことではない」弾道ミサイルEEZ内落下めぐり 日本抗議に中国政府が会見で反論 2022年8月8日
    https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/118613?display=1

あの海域は中国のものだ、と思っているのでしょう。
まるで居直り強盗のようなセリフです。

さらに、ペロシ米下院議長の訪台前の2022年7月末、アメリカのバイデン大統領との電話会談で習近平国家主席は「火遊びすれば、焼け死ぬ」と脅すような事を言ったそうです。

  • 【メルクマール】「火遊びすれば、焼け死ぬ」 緊迫する台湾情勢、影響直撃の国内線はどこだ? 2022.8.14
    https://merkmal-biz.jp/post/17834

このような恫喝国家を隣国に持った日本はつくづく不幸だなと思います。
やはり、100年以上も前にこれを喝破して脱亜論を書いた福沢諭吉は偉かった。

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