日本共産党「ロシアが日本をいきなり攻める理由はない」…ロシアは合理性が無くてもウクライナを侵略した

日本共産党「ロシアが日本をいきなり攻める理由はない」…ロシアは合理性が無くてもウクライナを侵略した

日本共産党の山添議員が、合理性が無いのでロシアが日本を侵略する事は無いと言い切っている。
同じく共産党の宮本議員も、日露間の戦争は日本が先に手を出さない限り考えにくいと発言している。
また、大規模な上陸作戦を展開する能力も無い、としている。

プーチンが日本を攻撃するなど合理的に考えてあり得ない、という訳だ。

本当に、そうか?

そもそも、2022年のロシアによるウクライナ侵略は、専門家の間でも当初ほとんど予想されていなかった。
あったとしても、東部地区への限定的な攻撃のみだと見られていた。

【東京新聞】なぜプーチン氏は破滅的な決断を下したのか ウクライナ侵攻の背景にある「帝国」の歴史観 2022年2月25日
ロシアのプーチン政権がウクライナ侵攻に踏み切った。欧米や日本のロシア専門家や外交関係者の間では全面的な軍事侵攻には否定的見方が有力だった。

引用:https://www.tokyo-np.co.jp/article/162144

何故か?

合理性が無いからだ。 プーチンはもっと短期間でウクライナの主要都市を落とせると踏んだようだが、それは間違った判断だった。
一部では、プーチンは狂ってしまったのではないかと言われたほどだ。
間違った判断、合理性の無い戦略・作戦で戦争が始まってしまった現実を、日本共産党の彼らは何と説明するつもりだろう。
願望で語ってはいないか。
ロシアは日本海のすぐ向こうの隣国だ。
領土問題を抱えている日本への侵略の可能性は充分に有り得る。たとえ合理性が無くとも、だ。

ウクライナ侵攻以来も、中露の連携は深まりつつある。
合同の艦隊が日本を周回する、千葉沖にロシア艦が現れるなど、その威嚇行為もエスカレートしている。一方で日本が他国に何をしたというのか。威嚇や脅迫でもしたというのか。批判する順番が逆だろう。
防衛力を高め反撃能力を持つと相手国を刺激する、などと共産党は主張するが先に脅威を与えているのはどちらなのか。
簡単に勝てると思わせてしまうと、やられるのが世の常だ。

政治家であれば、最悪の事態が起こっても日本の領土、生命、財産を守れる様に備えておくべきだろう。

参考

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