党首公選・専守防衛を主張する現役共産党員の「除名」処分で共産党と朝日新聞との内ゲバが始まる

党首公選・専守防衛を主張する現役共産党員の「除名」処分で共産党と朝日新聞との内ゲバが始まる

2023年2月5日、現役共産党員でジャーナリストの松竹伸幸氏が党から除名処分を受けたという。
松竹氏は「党首公選制」「専守防衛を党の基本政策に位置づけよ」と主張し、書籍「シン・日本共産党宣言 ヒラ党員が党首公選を求め立候補する理由」を上梓していましたが共産党はこれを党規約に違反していると指摘。
しんぶん赤旗や志位和夫委員長は猛烈に批判していましたね。この程度の事で党をあげて批判を展開するとは、共産党には全く縁もゆかりも無い一般市民の私には理解不能です。共産党が政権を握ったら言論の自由は「党規約に違反する」として封殺されるのかしらと心配になりました。
この辺りの経緯は過去記事参照ください。

それがここへ来て党規約で最も重い「除名」処分に至った訳ですが、朝日新聞はこれを「国民遠ざける異論封じ」「異論を許さぬ強権体質」と批判する社説を掲載。さらにこの朝日新聞の批判に対し志位委員長は「乱暴な攻撃だ」と逆襲。
極左同士の内ゲバの始まりでしょうか。三国志でいうところの二虎競食の計(にこきょうしょくのけい)ですね。正直言って、いいぞもっとやれもっとやれ、共倒れせよと思ってしまいました。申し訳ございません。

  • 【朝日新聞】(社説)共産党員の除名 国民遠ざける異論封じ 2023/2/8
    https://www.asahi.com/sp/articles/DA3S15550073.html
  • 【朝日新聞】除名の朝日新聞社説、「乱暴な介入だ」 共産・志位委員長 2023/2/10
    https://www.asahi.com/sp/articles/DA3S15552040.html

しかも、2月9日の記者会見で、志位委員長は朝日の社説に反論する際に朝日新聞を産経新聞と言い間違えるという珍事が発生。共産党を批判するのはいつも産経新聞、という思い込みからのものだろう。まさか身内と思っていた朝日から批判されるとは思ってもみなかったのだろう。

  • 【産経新聞】志位氏が朝日社説に猛反論も…「産経」と言い間違え 2023/2/9
    https://www.sankei.com/article/20230209-IK42BDIY6RL33BHA3K2WULCAFE/

しかしね、共産党の対応についてはリベラル論者たちも違和感を表明しているようですよ。

共産党の支持率は最新データの2023年1月時点で、前月比マイナス3%の2.5%。※NHK調べ
このままだと、週刊朝日休刊(事実上の廃刊?)、言論サイトの「論座」終了、本丸の新聞部数激減の朝日新聞のように斜陽の一途ですよ。その方が日本のためになると思うけども。

関連記事

広告