自民党本部に火炎瓶が投げ込まれた事件でテロリストの主張を記事見出しに掲載する朝日新聞
2024年10月19日、永田町の自民党本部に火炎瓶が投げ込まれ、さらに軽ワゴン車で首相官邸に強行突破しようとして柵に突っ込んだ事件があった。
車内には約20個のポリタンクがあり、中身は大半がガソリンだったという。
犯人の男はガスマスク、防護服を着用のうえで、高圧洗浄機のようなものでクマ撃退スプレーをまき、火炎瓶を投げていた。
大惨事を引き起こす気満々の重装備である。
防護服を着用していたのは、死亡者36名を出した京都アニメーション放火殺人事件から学習したものだろうか。
男は、2012年には福井県の関西電力大飯原発前で再稼働反対運動に参加するなど、反原発活動家だった。
反対運動といえば聞こえは良いが、原発に通じる道路を車などで封鎖するなど、過激な行為におよぶデモ活動だった。
また、SNAで「暴れる力で社会を変えよう」と投稿するなど、過激な言説を唱える極左活動家でもあった。
彼がやった行為は、世界基準でいうと紛う方なきテロ行為で、ローンオフェンダー(組織的背景のない単独犯)のタイプのテロリストだろう。
この極左テロリストの言い分を存分に世間に知らしめるのが我が国のマスコミ、メディアである。
テロ犯の主張を堂々報道してXでコミュニティノートをつけられる朝日新聞
そんなテロリストの主張、言い分を存分に伝えるのが日本のメディア、新聞社である。
朝日新聞は『「供託金廃止」訴え、過去に原発反対も』と見出しをつけた記事をXでポスト。
そのポストに対して「テロ行為の目的の一つに悪名を広めることがあるため、テロ行為に関して犯人の実名や主張に関する報道は極力避けて法的観点での報道を心がける動きが世界中にある点に注意が必要です。
」とコミュニティノートをつけられていた。
当該のポストはこちら。
「供託金廃止」訴え、過去に原発反対も 逮捕された容疑者の父が語るhttps://t.co/7AdMA8qaGs
— 朝日新聞デジタル (@asahicom) October 19, 2024
警視庁に逮捕された臼田敦伸容疑者(49)=埼玉県川口市=の父親(79)が朝日新聞の取材に応じた。 pic.twitter.com/6zMbTIuOfT
捕まってもその政治的主張をマスコミが存分に代弁してくれるとなれば、更なるテロを誘発させかねない。
テロリストに寄り添い、その訴えを報道してどうするんだ。
これまでにも朝日新聞は、岸田首相の爆殺を狙ったテロ事件について「爆弾犯は許せないが、そうされても仕方ない
」(AERA)、トランプ暗殺未遂事件では社説で「トランプ氏の責任もまた重い
」、安倍元首相暗殺後には朝日川柳に「還らない命・幸せ無限大
」と掲載するなど、テロ擁護と取れる記事を書いてきた。
朝日新聞はこんな事を書いているんだよと広く知らしめたい。
参考記事
- 【日経新聞】大飯原発周辺は一時騒然 再稼働反対派ら道路封鎖 警官隊と小競り合いも 2012年7月1日
https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG01021_R00C12A7CC1000/