N党立花党首、演説前にナタで襲撃される!逮捕の男は立花党首批判の報道に影響されたか

2025年3月14日午後、東京・霞が関の財務省の近くで行われていたデモ付近で演説しようとしていた「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首が、男に突然ナタで切りつけられ怪我をする事件が起きた。
立花氏は左耳など三箇所を切られ全治1カ月の重傷だが、命に別状はないという。
犯人はナタ以外にもフラッシュバン(目くらまし用の閃光手榴弾)を使用していた。
男は取り押さえられた際に「あー、失敗しちゃった
」と呟き、取り調べの際も「他の議員を自殺に追い込むようなやつだからやった
」「ニュースを見て殺意を抱くようになった
」と供述。
明確な殺意を示している。
兵庫県の斎藤元彦知事の疑惑調査のための百条委員会の竹内英明元県議が自死したのは、立花氏の発言が原因という報道がなされているためである。
TBS報道特集は事件翌日の15日、さらに立花氏に追い討ちをかけるような放送を行なっている。
立花氏はいま千葉県知事選に立候補中なので放送法に違反するという指摘もあるようだ。
15日午後5時半からの #報道特集
— 報道特集(JNN / TBSテレビ) (@tbs_houtoku) March 13, 2025
前半の特集は…
【立花氏らに選挙がゆがめられたのか?
動画拡散の報酬を検証】
兵庫県知事選や泉大津市長選などで拡散した
立花孝志氏らによる虚偽や誹謗中傷を含む動画の数々。
いったいなぜ、そしてどのようにSNS上で
中傷動画が拡がっていったのか?… pic.twitter.com/lmeIbDDIMa
この事件で思い出されるのは、2022年の安倍元首相の暗殺事件、2023年の岸田首相(当時)への襲撃事件である。
2022年の事件前、左派系マスコミは安倍元首相と統一教会との関連を過大に報道、一方では野党議員と旧統一教会との関係性は全く無視。
結果的に「安倍元首相が旧統一教会問題に一定の責任がある」 という憶測や印象が世間に広がった。
マスコミが偏向報道によって作り出したこの空気の中で、旧統一教会に個人的な恨みがあったとされる犯人は安倍氏への銃撃にまで至ってしまった。
テロを美化する報道の危険性
この安倍首相銃撃事件を称賛するかのような態度を見せたのが朝日新聞だ。
安倍氏暗殺後、朝日新聞は
- 読者投稿コーナーの朝日川柳にて「還らない命・幸せ無限大」という川柳
- 当時の大河ドラマ「麒麟がくる」から明智光秀のセリフを引用して犯人を英雄視する記事 などを紙面に掲載。
ほか、朝日新聞、毎日新聞は日本赤軍元メンバー制作の「暗殺犯をモデルにした映画」を「とても面白く」など、好意的に紹介。
2023年、岸田首相の爆殺を狙った事件後に朝日新聞AERAは「爆弾犯は許せないが、そうされても仕方ない」と題した記事を書き炎上。
ちなみに、2024年、アメリカ東部ペンシルベニア州で演説中のトランプ氏が銃撃された事件後、朝日新聞は「トランプ氏の責任もまた重い」とテロ容認ともとれる社説を書いた事も付け加えておこう。
※詳しくは末尾の関連記事を参照
そして2025年3月に、この襲撃事件である。
いずれの犯人も普段は大人しそうな連中ばかりで、どの程度かは分からないがマスコミの報道によって歪んだ正義感を「刷り込まれて」いるように思える。
犯行直後、警察官は傍観していた?
立花氏襲撃直後の犯人の様子がXにアップされている。
警察はなんで取り押さえないんだ?
— 河合ゆうすけ(ジョーカー議員)【戸田市議選歴代最多得票トップ当選】 (@migikatakawai) March 14, 2025
なんでボランティアが取り押さえてるんだ?
警察は本当に何もしてくれない!!#財務省解体デモ
pic.twitter.com/maIHmrwioC
恐ろしいのが、犯行直後の犯人をしばらくの間押さえつけているのが一般の方らしい事だ。
後ろに制服警官が写っているがただの傍観者のように見える。
これは普通の事なのか?
安倍氏銃撃事件で易々と二発目の発砲を許した奈良県警、SPの事が思い出される。
あの頃から何も変わっていない。
危機管理できないのなら、もう従来のような街頭演説、街頭活動はやめた方がいい。
参考記事
- N党立花氏襲撃男「急所めがけて振り下ろした」 閃光手榴弾も用意、強い殺意か 2025/3/15