沖縄豪雨、玉城知事の対応遅れで災害救助法適用困難…現職知事コミュニティノート被弾の珍事

沖縄豪雨、玉城知事の対応遅れで災害救助法適用困難…現職知事コミュニティノート被弾の珍事

2024年11月8日から10日にかけ、沖縄本島北部で線状降水帯が発生、豪雨が降り続き、数年に1度の発表しかない「記録的短時間大雨情報」が何度も発表されていた。
土砂崩れや通行止め、断水、停電、床上床下浸水となり被害が拡大。

同じく大雨で被害の出た鹿児島県与論町では災害救助法の適用により被害自治体の修理費が国費補助で受けられるが、沖縄県では初動の遅れにより同法の適用が困難な情勢となった。

一体何があったのか?

9日には、内閣府から県担当課に同法の適用打診の電話をかけたが繋がらなかったのだという。
11日に県側から国に相談するも「もう人命の危険はない」として条件を満たさず適用が難しいとなった。
完全に沖縄県の不手際である。

現に、知事は「私が判断できなかった」と定例会見で述べている。その後は県から市町村に財政支援があるだろうが、国の対応よりも規模が小さくなる事が予想される。

当然、ネット上では玉城デニー沖縄県知事への批判が沸き起こっていた。
中には、知事が酒を飲んでいた、踊っていた、等の誤情報も飛び交っていた。

これに知事はX(twitter)上のポストで、11日土曜夜、10日も知事公舎待機していたと反論。
しかし、この反論に知事が公舎に待機していたにもかかわらず手続きが遅れたため災害救助法の適用が難しくなったとコミュニティノートがつけられた。
せっかく公舎に居たのに、同法適用の連絡をしなかったのである。
反論したつもりが、むしろ自らの落ち度を証明、強調する結果となり炎上している。
当該のポストはこれだ。

更に、ネットに流れていた誤情報にデマだと噛み付いたのも、沖縄県知事その人である。
「犯罪はデマを流した時点で成立する」とXでポストしている。

しかしコミュニティノートで、デマを流しただけでは犯罪は成立しないと指摘される始末。

デマを流した時点で犯罪が成立するなら、このポスト自体が犯罪なのではないか、と再度炎上。

現職知事が短期間に2回もコミュニティノートに被弾するという珍事である。

また、豪雨真っ最中から数えてもポストはこの2件とデマに対して「諸々のスクショはしています」という恫喝のようなポストの計3件だけである。
県民への注意喚起や、おみまいのポストはゼロで言い訳めいたものしかない。

これで良いのか沖縄県民。

参考記事

  • 【沖縄タイムス】玉城知事「私が判断できなかった」 沖縄本島北部の豪雨被害 災害救助法の適用困難で「猛省」 2024年11月15日
    https://www.okinawatimes.co.jp/articles/amp/1472332
  • 【smart FLASH】「知事の実力差が歴然」沖縄県「連係ミス」で記録的大雨に災害救助法使えず…なぜか他県の知事のお株が上がる“謎現象” 2024.11.14
    https://smart-flash.jp/sociopolitics/316676/1/1/

関連記事

広告