不安を煽り風評被害を助長?誤解を招く共同通信の海水トリチウム検出報道、実際はWHO基準以下

不安を煽り風評被害を助長?誤解を招く共同通信の海水トリチウム検出報道、実際はWHO基準以下

共同通信が「海水からトリチウム検出 原発処理水放出口付近」というタイトルをつけた記事を書いていた。

本文を読むと
「1リットル当たり13ベクレルの放射性物質トリチウムを検出したと発表した。世界保健機関(WHO)の飲料水基準(1万ベクレル)は大きく下回っている。
となっており、それは飲料水より安全と証明されたという事なのでは?

事実を正しく表現できていない、生成AI以下のタイトルだ。

  • 海水からトリチウム検出 原発処理水放出口付近 2024/05/07
    https://nordot.app/1160494425132139147

その辺で売っているペットボトルの飲料水を調べると、この数値以上のトリチウムを検出する事になるのだろう。

この内容で海水からトリチウム検出と書く神経が分からない。

飲料水からトリチウム検出 コンビニのペットボトル」と書くのか。
書かないだろう。

こういった記事によって風評被害がばらまかれるのだ。
本当に悪質である。

参議院議員の小野田紀美議員も、X(twitter)の投稿で同様の指摘をしておられる。

このようなまともな議員の存在がありがたい。
他の議員は声をあげないのだろうか?

ちなみに、このトンデモ記事に産経新聞も疑問符をつけ、「海水から塩分を検出したレベル」というSNS上でのツッコミまで紹介している。

  • 「トリチウム検出」見出し報道に疑問 飲料基準大幅に下回り「海水から塩分と同レベル」 2024/5/8
    https://www.sankei.com/article/20240508-T6OA4BLDGFD4VDKIHQGZNZRNO4/

風評被害記事が全国の地方紙に配信されている

共同通信のこの記事には悪意が感じられる。
なんとかして日本を貶めたい、評判を落としたい、そんな底意地の悪さが透けて見えるようだ。

23年の処理水放出時には、中国からの嫌がらせ電話が殺到したのをもう忘れたのか?
地元の水産加工業者も多大なダメージを受けたとも報道されていた。

あの騒動も、このような日本側メディアの報道のあり方が被害を拡大させた面があるだろう。

それでいて、またこんな記事を書いているのである。
しかもこの記事は、全国津々浦々の地元紙、地方紙に配信される記事である。
同様のタイトルの記事が地方紙のwebサイト上で量産されるのだ。

一部を紹介するが以下の通りである。

  • 【東京新聞】海水からトリチウム検出 原発処理水放出口付近 2024年5月7日
    https://www.tokyo-np.co.jp/article/325671
  • 【神戸新聞】海水からトリチウム検出 原発処理水放出口付近 2024/5/7
    https://www.kobe-np.co.jp/news/zenkoku/compact/202405/0017625979.shtml
  • 【沖縄タイムス】海水からトリチウム検出 原発処理水放出口付近 2024年5月7日
    https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1355152

ほか、これまでマスコミや野党がどのように風評被害を振り撒いてきたか、下記の関連記事から参照ください。

関連記事

web魚拓

  • 【共同通信】海水からトリチウム検出 原発処理水放出口付近 2024/05/07
    https://megalodon.jp/2024-0509-0705-56/https://nordot.app:443/1160494425132139147

広告