オイシックス会長「放射能汚染水」発言で懲罰委員会へ…大手メディア・野党の「汚染水」発言はなぜ放置される?
有機野菜などの自然派食品宅配会社であるオイシックス・ラ・大地株式会社の藤田会長が福島第1原発の処理水を「放射能汚染水」だとしてX(twitter)に投稿し、同社に「極めて不適切」とされ厳重注意のうえ懲罰委員会にかけられるという。
おそらく、会長はトリチウムが残留しているじゃないかと言いたいのだろうが、これまで何度も指摘されているようにトリチウムは自然界にも普通に存在しており、処理水は安全レベルにまで希釈されたうえで放出されている。
これが科学的事実である。
『「アルプス処理水」と「処理途上水」と2つに分けて呼んでいる。何だか訳が分からなくなる。
』と言っているが訳が分からないのはこっちの方である。
同投稿はコミュニティノートを付けられたあげくに削除されたが、引用元としてスクリーンショット画像を掲示しておこう。
このような、科学的事実を無視した風評被害発言は、何故なされるのか、理解不能である。
同社はすぐさま発言主を処分、公式webサイト上に「不必要な不安を煽り、根拠のない風評被害に発展する可能性がある
」とお詫び文を掲載したが、一私企業がこのような対応を取っているにも関わらず、同様の発言・発信をし続ける大手メディア・新聞社や、野党の連中は何故お詫びも処分もされないのか。
- 【オイシックス・ラ・大地株式会社】当社会長の不適切発言についてのお詫び 2024年2月15日
https://www.oisixradaichi.co.jp/news/posts/20240215/
ここで今更例をあげるまでもないが、朝日新聞、毎日新聞、共産党(志位和夫委員長、小池晃書記局長)、社民党(福島みずほ党首)、立憲民主党、れいわ新選組は、これまで何度も処理水を「汚染水」と呼んできた。
これら発言は風評被害を招き、中国や韓国との国際的な問題に発展した一因ともなっているだろう。
彼らに対し当然批判の声はあがってはいるが、謝罪や処分されたという話は全くないが、これで良いのか?
なお、この「オイシックス事案」は現時点で朝日新聞は報道していないようだ。
同じく「汚染水」と呼んできた仲間として、この事案に触れるのはバツが悪いのだろう。
このまま報道しない自由を貫くのか要注目である。
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- 【産経新聞】オイシックス会長、福島第1原発処理水を「放射能汚染水」と投稿 同社「極めて不適切」 2024/2/16 15:40
https://www.sankei.com/article/20240216-O3CXRWSVXRBE5LZP4F7R5O5TR4/