訪中の社民福島党首、共産党幹部と「福島原発処理水放出に反対」で一致、中国側に利用される!
1月19日、社民党の福島瑞穂党首は訪問先の北京で中国最高指導部(序列4位)の、王滬寧(おう・こねい/ワンフーニン)共産党政治局常務委員と会談。
「東京電力福島第1原発処理水の海洋放出に反対」する考えで一致したという。
王氏は、処理水放出をやめるよう日本政府に呼びかけることを福島党首に求め、福島党首も「放出を止めていきたい」のように応じたというから驚きだ。
この国会議員は、中国まで行って一体何をしているんだ。
わざわざ対日圧力を引き出しに行ったかのようだ。
かねてから福島瑞穂党首は福島第1原発の処理水を「汚染水」とよび、科学的にも誤った情報を発信し続けてきた。
何なら、汚染水とよぶ理由にしているトリチウムについては、福島第1原発の処理水よりも中国の原発の方が排出量が多いくらいだ。
そういった事実を全く無視している。
科学が風評に負けた瞬間である。
抗日戦争記念館でおわび
今回の訪中は、それだけではない。
18日には盧溝橋の「中国人民抗日戦争記念館」を訪問し、過去の戦争について侵略戦争だったとして「心よりおわびを申し上げ」たそうだ。
福島氏自身はTwitter(X)で訪中の成果を誇っている。
1月18日から20日まで社民党訪中団として中国を訪問しました。今、帰ってきました。軍拡ではなく平和外交。日本の国民と中国の国民は絶対に戦争をしてはならないことを伝え、ビザの緩和についての要請、アステラスの社員を含めた5人の日本人の拘束についての早期釈放の要請などをしました。
— 福島みずほ 参議院議員 社民党党首 (@mizuhofukushima) January 20, 2024
このような行いは対中関係の改善には繋がらない。
何故なら、中国はトリチウムの事など「分かっていて」日本に対する嫌がらせ、黙らせる、金を引き出す、軍事的に萎縮させる、弱い立場に追い込む、その手段として活用しているだろうからだ。
いわゆる「ディス」インフォメーションというやつだ。
世の中には謝って認めたから関係が改善、善意で接すれば相手も善意で返してくれる、とはならない事もある。
特に相手が中国の場合は、しめしめ、と思われ外交カードとして利用されるのがオチだ。
世の中には悪意を持ってやってくる人物や国家がある事を、支持者の方々は知るべきだろう。
支持する者が居なくなれば議員でいられなくなるのだから。
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参考記事
- 中国と処理水放出反対で一致 社民・福島党首、北京で共産党序列4位と会談 2024/1/19
https://www.sankei.com/article/20240119-LH6DT2ZI7NOELGTVLWRYZARF5I/