福島原発の処理水放出で不安を煽りながら、中国の原発の放射能漏れ騒ぎは庇い立てする日本のマスコミ

福島原発の処理水放出で不安を煽りながら、中国の原発の放射能漏れ騒ぎは庇い立てする日本のマスコミ

中国の台山原子力発電所から放射能漏れがあったという報道がありました。 この米CNNからのニュースによると、同原発を運営するフランス企業から米政府宛に「差し迫った放射線の脅威」の警告があったとの事です。
さらに、中国は放射能検知の許容限界を引き上げ、フランスの基準を超える水準になったそうです。

この件について、日本のマスコミ各社がどのように報じているかを過去事例も踏まえつつ見ていきましょう。

その前に、まずはCNNの記事からの引用です。

【CNN】中国の原発で漏えいや放射線脅威の報告、米政府が評価進める CNN EXCLUSIVE 2021.06.15
中国広東省にある台山原子力発電所について、米政府が同原発を部分的に所有、運営するフランス企業から漏えいの報告や「差し迫った放射線の脅威」の警告を受け、この1週間評価を進めていたことがわかった。
〜中略〜
フランスの原子力企業フラマトムが米エネルギー省に送った書面によると、警告には中国の安全規制当局が原発外部での放射能検知の許容限界を引き上げているとの報告も含まれている。
〜中略〜
この書面によると、中国の限界基準はフランスの基準を超える水準に引き上げられた。

引用:https://www.cnn.co.jp/world/35172337.html

また、日経新聞は同原発から放射性希ガスを放出したと報じています。
周辺の環境にどう影響するのか気になるところです。
以下は日経新聞の記事からの引用です。

【日経新聞】中国原発で放射線漏れか 米報道、ガス放出と仏電力 2021年6月14日

米CNNテレビは14日、中国広東省台山市の台山原発から放射性物質漏れが起き、周辺地域の放射線量が高まっていると、建設と運転に協力するフランスの原子炉製造会社「フラマトム」が訴えていると報じた。問題解決のためにバイデン米政権に技術協力を求めているという。
〜中略〜
さらに同原発を運転する中国側企業が放射性希ガスを大気中に放出したと明らかにした。

引用:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB14BZN0U1A610C2000000/

中国の原発の放射能漏れ騒ぎについて、日本のマスコミ各社はどんな報道姿勢だったか

ここからが本題です。 中国の原発の放射能漏れ騒ぎについて、日本のメディア各社はどんな論調だったんでしょうか。
各社の記事の見出しをピックアップしてみましょう。
朝日新聞から。

※赤字部分は引用者

朝日新聞は「危機的ではない」「事故は否定」、NHKは「事故ではない」、毎日新聞は「中国企業「正常」声明」と書いており、全般に過小評価というか、火消しに躍起、といった印象を受けます。
大騒ぎするな、大したことではない、とでも言いたげな見出しです。

では、日本のメディアは福島原発の処理水の海洋放出をどのように報じていたか

それでは、福島原発の処理水放出をどのように報じていたかを見てみましょう。
朝日新聞、毎日新聞は処理水を「汚染水」と表現したり、国内・海外(主に中国や韓国)からも批判が殺到しているというような記事を大量生産していました。 風評被害を撒き散らし不安を煽るのが目的かと思える程でした。
以下、いくつかの記事をピックアップして見てみましょう。

※赤字部分は引用者

以上のように、枚挙にいとまがありません。 安全基準を満たした安全な処理水の事をまるで汚染された水であるかのように「処理済み汚染水」「汚染処理水」という表現を繰り返し記事見出しに使い、不安を煽っていました。
風評被害を招くような表現を自ら使っておきながら、一方では毎日新聞のように「風評被害対策に不安」等と白々しい事を言っていました。

福島の安全な処理水を「汚染水」と非難しながら、中国の放射性ガス放出は「危機的ではない」「事故は否定」と報道する日本のメディア

これまでに見てきましたように、日本に対してはネガティブな言葉を使いながら執拗に責め立て不安を煽るのに対し、中国に対しては庇い立てするかのような大手メディア各社の報道姿勢…
何かがおかしいのではないでしょうか。

福島原発の処理水についての報道に関しては、当サイトでも過去に取り上げておりますので参考までご参照ください。

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