日本を上回る中国・韓国の原発トリチウム排出量と沈黙を続ける日本のマスコミ・野党の二重基準

日本を上回る中国・韓国の原発トリチウム排出量と沈黙を続ける日本のマスコミ・野党の二重基準

中国の原発から放出した排水に含まれるトリチウム含有量が福島第一原発の処理水の約9倍、韓国の原発からのトリチウム年間排出量も日本のそれを超えていたにもかかわらず、日本のマスコミ・野党は批判を加えずに沈黙を続けている。
一体何が起こっているのか?

中国・韓国の原発からのトリチウム排出量は、日本の原発の排出量を超えている

2022年、中国浙江省の秦山原発から放出した排水に含まれる放射性物質トリチウムの含有量が、福島第一原発処理水の年間放出計画量の上限22兆ベクレルと比べて最大9.1倍の202兆ベクレルだったという。

しかも13原発19カ所にある観測地点のうち15カ所で、福島第1原発の上限22兆ベクレルを超えていたそうだ。
※24年3月9日の共同通信の報道による

中国政府は、福島第一原発の処理水を「核汚染水」と呼称し「直ちに放出をやめろ」とか、魚介類の輸入を禁止するなど厳しく非難していたし、中国からの嫌がらせ・イタズラ電話も殺到していたのも覚えている。

それほどまで激しく反発していたのに、自国ははるかに上をいっていたのだから、日本を萎縮させるための外交カード・嫌がらせとして原発処理水を利用していたのはもう明白だろう。

【画像】中国のイメージ

また、韓国政府も原発からのトリチウムの年間排出量が日本を上回っているのをオフィシャルに認めている。
韓国の放出量は年間214兆ベクレルで、日本の175兆ベクレルよりも多い。
これは23年8月3日の定例記者会見で述べられており、朝鮮日報で報道されている事実である。

韓国側はこれまでも「処理水は安全基準に合致」とするIAEAを激しく非難するなど、対日攻勢を強めていたが、自国の方が日本の排出量を上回っていたのだ。

つまり、中国・韓国は「分かっていて」日本非難をしている訳だ。
日本は彼らと違って充分に環境に配慮し、真面目に几帳面に処理水を取り扱ってきたのがよく分かる。

福島第一原発の処理水放出を批判していたマスコミ・野党は中韓に一切沈黙!

このような状況にも関わらず、日本のマスコミや野党は、中国や韓国の原発からのトリチウム排出量についてはほとんど触れず、福島第一原発の処理水放出に対する批判のみを繰り返している。

いちいち『「放射線物質を含む」処理水』と付け加えるのはまだマシな方で、「汚染水」と直接的に呼称する事も多かった。処理水は国際機関の基準をクリアしていると証拠を示されても朝日新聞は「エビデンスに殴られている」などと難癖をつけてきた。

これは、国内外の原発問題に対する二重基準を示しており、公平な報道姿勢に疑問を投げかけるものだ。
国民に対して正確でバランスの取れた情報を提供するというマスコミの責任を果たしているとは言い難い。
報道しない自由の最たるものだろう。

さらに、マスコミや野党がこのような姿勢を取ることで、国内の原発安全性に対する不安を煽り、国際社会における日本の立場を弱める結果を招いている可能性がある。
日本の原発処理水の安全性に関する科学的な証拠や国際機関の評価を無視し、感情的な反応や政治的な動機に基づいて行動することは、最終的には日本の国益に反する行為である。

例として、2024年に入ってからも社民党の福島瑞穂党首は訪中して共産党幹部と「東京電力福島第1原発処理水の海洋放出に反対」と合意してわざわざ対日圧力を引き出してきた、というのがあった。 日本共産党も未だに「汚染水」と言っている。

日本のマスコミや野党は、国内外の原発問題に対して一貫性のある基準を持ち、科学的な事実に基づいた公正な報道や情報発信を行うべきである。
それが、真のジャーナリズムの使命であり、民主主義社会における野党の役割であるはずだ。
日本の左寄りメディアはそれを忘れているようだ。

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参考記事

  • 【共同通信】中国原発のトリチウムが上限超え 福島第1処理水の最大9倍 2024/3/9
    https://news.yahoo.co.jp/articles/664b38ad7ecb422e0f8560852b1c2123f219bd65
  • 【朝鮮日報】トリチウム排出 「日本より多いのは事実、操作ない」=韓国政府 2023/08/03
    https://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2023080380236
  • 【しんぶん赤旗】日本の原発推進批判 汚染水放出やめて ベルリン集会 2024年3月11日
    https://www.jcp.or.jp/akahata/aik23/2024-03-11/2024031101_02_0.html

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