臨時国会での安倍元首相追悼演説で反対のための反対を繰り返す立憲民主党

臨時国会での安倍元首相追悼演説で反対のための反対を繰り返す立憲民主党

安倍晋三元首相の国葬とは別に、臨時国会での追悼演説が予定されていました。
当初自民党は、2022年8月に同党の甘利明前幹事長が演説を行う方向で調整を進めていたものの、野党側(立憲民主党)の「慣例で首相経験者が行うべき」という猛烈な反対にあい、結局は先送りとなっていました。

当時の立憲民主党の言い分を見てみましょう。

【産経新聞】安倍氏追悼演説 西村幹事長反発「立民が行うべき」 2022/7/26
「追悼演説は他党の議員が行うのが通例だ。自民党のための追悼演説なのかと言わざるを得ない。再考してもらわなければならない」と反発した。

引用:https://www.sankei.com/article/20220726-BMCVK4VODJK7HLX7LPQOBSACDE/

立民が行うべき、と明確に言っていますね。

野田佳彦元首相でも受諾せんのかい!

その後10月に入り、立憲民主党の野田佳彦元首相に要請をする方向で調整に入りましたが、立憲民主党の泉代表は、この案にも反対しております。
泉代表は、今回はこのように言っています。

【日刊スポーツ】自民、故安倍晋三元首相への追悼演説を立民・野田佳彦元首相に打診 泉健太代表は不快感示す 2022年10月5日
岸田政権の延命のためだとか、批判を回避するため、和らげるためにわが党所属の国会議員を利用しようとするのであれば大きな間違い。そんなことのために野田元総理はいるんじゃない

引用:https://www.nikkansports.com/m/general/nikkan/news/202210050001042_m.html

だ、そうである。 当初「立憲民主党が演説すべき」「首相経験者が行うべき」と言って反対しておきながら、首相経験者でもある立憲民主党の野田氏起用でも、やはり反対するのである。
もはや反対のための反対であって、何ら国民に利益をもたらさない。

受諾すんのかーい!

しかしその後さらに態度を翻し、野田氏演説を受諾したようだ。

【産経新聞】立民・泉氏「追悼演説を政治利用しない」 野田氏受諾 2022/10/7
泉氏は会見で、追悼演説について「政府・与党の考え方、進め方が二転三転した。ご遺族にとってもよろしいことではなかった」と指摘。「追悼演説を政治利用すべきではないというのが基本的な考え方だ」

引用:https://www.sankei.com/article/20221007-B2CNZWGDSJPDPH5F5XENRGDGZU/

二転三転し、政治利用したのは立憲民主党の方ではないか。
よくこんな事を言えたものだ。
無理筋でも良いから政権批判をし続けるのが正義だと思っているのか。
防衛やエネルギー問題でもっと批判すべき点があると思うが。
支持率一桁の万年野党ではなく、まともな野党の登場を望む。

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