2022.04.16
フランス急進左派メランションを絶対に「極左」と表記しないNHK
フランスでは大統領選挙真っ最中で、2022/4/24には首位で再選を目指す現職のエマニュエル・マクロン大統領と、二番手の極右政党のマリーヌ・ルペン前党首による決選投票が実施される予定です。
三番手は、極左政党「不服従のフランス」のジャン=リュック・メランションとなっています。
- 【NHK】フランス大統領選挙 マクロン氏とルペン氏が24日の決選投票へ 2022年4月11日
リンク切れ:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220411/k10013576171000.html
そのフランス大統領選挙を伝えるNHKの記事では三番手のメランションの事は
「急進左派」
と呼称しており、極左との表記は一切ありません。
「メランション 極左 NHK」とgoogleで検索しても、NHKの記事でメランションの事を極左と表記している記事はヒットしません。
NHKの世界観では、極右は存在しても極左は存在しないという事なのでしょう。
自らの主張に沿わない人物はヒトラーのような極右と悪魔化するが、極左は婉曲に急進左派とマイルドな表現をするという事です。
これこそ印象操作の最たるものでしょう。
なお、念のため付け加えておきますと、海外メディア、国内の新聞社問わず、メランションの事を極左と表記している記事は多数存在します。
読み比べをしてみると実に面白いですね。
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