蓮舫氏、都知事選出馬！まかり通る偽装「無所属」

2024年5月27日、立憲民主党の蓮舫参議院議員が「無所属」で7月の東京都知事選に立候補する事を表明。

しかし、無所属というが立憲民主党本部で記者会見しているし、毎日新聞は「立憲にとって、蓮舫氏の擁立は特別な重みを持つ」と擁立と明確に書いている。

日本共産党も早々と「支援」を表明、蓮舫氏は日本共産党都議団の総会室に訪れ、大歓迎を受けている。
以下はその模様を伝える共産党都議会議員のツイートだ。

【都議会速報】
小池都知事、所信表明で出馬表明せず。
多くの報道陣は肩透かしとなった。
一方、蓮舫さんが都議会各会派訪問！
日本共産党都議団の総会室にもきましたが、ものすごい報道陣！ものすごい盛り上がりでした！！！ pic.twitter.com/7pvj1LtkZo
— 原田あきら（日本共産党都議会議員/杉並） (@harada_akira) May 29, 2024

ついでに、田村委員長も「全力で応援」と表明したという、しんぶん赤旗の記事もある。

蓮舫候補　全力で応援
都知事選　田村委員長表明
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik24/2024-05-30/2024053002_02_0.html

これで「無所属」って無理があるのでは？
政治の世界では普通なのかもしれないが我々一般市民としては「偽装無所属」にしか見えないのだが。

今年の京都市長選でも同様の状態があった。「無所属」を標榜して、京都市長選に立候補した福山和人氏である。

京都市長選における無所属市民派

2024年2月4日、京都市長選が行われた。
京都市は長らく高齢者を中心に共産党支持が強く、いつもなら「非共産対共産」の対決になるところが保守分裂、さらに維新・国民民主の第三勢力が割り込むなど混沌としていた。

結果は自民・立憲民主が推す「非共産」の松井孝治氏の当選だったが、ここで言及したいのは「無所属・市民派」を標榜した福山和人氏の選挙活動だ。

共産党の推薦を受けず、とは言うものの日本共産党は「しんぶん赤旗」のwebサイト上で「福山和人京都市長の実現へ」と激推ししている。

福山和人京都市長の実現へ　全国から支援、募金を緊急に訴えます
１月３０日　日本共産党中央委員会・京都府委員会
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik23/2024-01-31/2024013104_03_0.html

公式サイト上で推す以上は、もうオフィシャルに応援しているという事ではないのか？

駅前で「無所属　福山和人をお願いしまーす！」と声を張り上げていた高齢者は、普段共産党のビラ撒きしてた人じゃなかったか？
バックは完全に共産党じゃないか。
これで無所属とは、あまりに無理が過ぎないか？何が無所属市民派だよ、

と、京都在住者からタレコミがあったのでついでに紹介しておいた。

どうしてこんな市民を騙くらかす手法がまかりとおるのか、政治の世界は謎が多い。

ちなみにこの福山氏、福島原発の処理水放出についてわざわざ「汚染水」というワードを使ったうえで「海洋放出はやめるべき」「トリチウムの危険も未解明」などと科学を無視したトンデモ発言をされている。
当たり前だが、ALPSで規制基準値を確実に下回るまで浄化している、とコミュニティノートがつけられている。

以下はそのツイート。

汚染水の海洋放出はやめるべき

🔹トリチウム以外の放射性物質も基準値以上に検出されてる
🔹トリチウムの危険も未解明
🔹大型タンク貯留案、モルタル固化処分案、広域遮水壁など代替手段があるのに検討されていないetc

このサイトは分かりやすくてオススメです😉
　　↓https://t.co/JLlyEBU8fy
— 弁護士福山和人 (@kaz_fukuyama) August 23, 2023