ウクライナを支持する日本に駐日ロシア大使館「日本は二度もナチスを支持」と非難…火事場泥棒に言われる筋合いはない

ウクライナを支持する日本に駐日ロシア大使館「日本は二度もナチスを支持」と非難…火事場泥棒に言われる筋合いはない

日本人は大災害があった時でも、掠奪行為が無い、救援物資の受け取りにも整然と行列を作り並ぶ、などが諸外国には驚愕すべき事実として伝わります。
それほどまでに世界では戦時下等の非常事態では掠奪、虐殺、強姦は当たり前なのですね。
火事場泥棒当たり前が世界標準です。
当たり前なので悪びれもせず自己正当化し、謝罪などもちろんありません。

1939年9月1日、ドイツはポーランドに突如として侵攻しました。東側に追い詰められるポーランド。
そんな最中の9月17日、ソ連はポーランドとの不可侵条約を一方的に破り、ポーランド東部の国境地帯に侵攻を開始、そのままナチスと東西を分割占領してしまいました。
追い詰められるポーランドを背後から襲ったソ連ですが、戦後は「ナチスから解放してやったのだ」と嘯きます。

ソ連は日本にも同様に、日本の敗色が濃厚になると日ソ中立(不可侵)条約を一方的に不延長とし、1945年、カムチャツカ半島から占守島に侵攻しました。
しかし、日本側の守備隊は強かった。
兵員数で勝るソ連軍に対し、北部方面軍司令からの交戦中止命令があるまで猛然と抵抗しました。
彼らの活躍が無ければ一挙に進撃を許し、今頃は北海道もロシアに取られていたかもしれません。

そんな隣国があり、今でも北方領土を盗られたままなのです。
そんなロシア大使館のTwitter公式アカウントが、ウクライナを支持する日本に対し、こんな事を言っています。
以下は駐日ロシア大使館のツイートの引用です。

北方領土強奪は日本に対する処罰なのだそうですよ。ナチスを支持したなどと、どの口が言うのでしょうね。
掠奪、火事場泥棒は当たり前。
平気で正当化します。
これは別にロシアの悪口を言いたいのでなく、重要なのはこれこそが世界標準の感覚だという事です。

日本はそんな感覚を持った国々と隣接しています。
実際に、2021年10月末には中露の艦隊が津軽海峡を通り日本列島をぐるっと一周する訓練と称した威嚇行為に出ていたり、同じく中露の航空機に対しては航空自衛隊がそれぞれ年間数百件の緊急発進(スクランブル)をかけていたりと、ウクライナの件は対岸の火事ではないのです。

極東の島国が窮地に陥って誰も助けには来ません。
ヨーロッパの国々はウクライナには同情を寄せても、日本の事は場所すらまともに知りません。
ウクライナ人は他国と地続きなので陸路避難できますが、島国の日本では海路も空路も封鎖されるでしょう。

そろそろ真面目に国防について考えたいところですね。

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