【クルド人デモ】在日クルド人協会に取材に来ない大手マスコミと、デモを主導していた極左組織

2020年5月30日、警視庁渋谷署の前でクルド人などが抗議デモを起こしていた。
クルド人が渋谷区の路上で職務質問中の警察官2人に押さえ込まれ、怪我をした事を巡っての抗議デモだった。このデモに参加したクルド人は「外国人というだけでひどいことをされた」と語っているが、日本人であっても職務質問の対象になる。当たり前によくある話だ。職務質問自体は任意で強制ではないが、かと言って変に拒否しても延々とついてこられる。これは日本人であってもそうである。変に暴れれば取り押さえられるかもしれない。まあ普通にあり得る話だ。
「外国人だから」というのは当てはまらないように思う。
(個人的には、職務質問にあってしまったら、やましい事がないのであれば協力的姿勢でさっさと終わらせる事をお勧めする。)
しかし、例えば毎日新聞などは完全にデモ隊側の視点に立ち、ヘイトクライムだとする報道をしていた。
以下のような記事だ。

【毎日新聞】「警官に押さえ込まれけが」　渋谷署前で200人が抗議デモ　クルド人訴えに共鳴　2020/5/30
https://mainichi.jp/articles/20200530/k00/00m/040/179000c

在日クルド人協会の「日本クルド協会」の反応

このデモについては、在日クルド人協会の「日本クルド協会」がデモには一切関与していないと明言した上で、今回の渋谷警察署前でのデモは日本人参加者が大多数を占めていたが、普段クルド人の支援活動には参加されていない方々ばかりだったと公式Facebookで主張しています。
また、JBpressの記事によると、今回のデモはアンティファ(ANTIFA=過激な暴力を厭わない極左組織)などが中心となって実行されたとある。
活動家らのエサにされたという事か。

【画像】デモ、抗議のイメージ

日本クルド協会は「日本の大手マスコミは一社として取材にきていません。正直、異様だと思います」「一連の報道で結果的に偏見を助長する」とも語っている。

日本の大手新聞社・テレビ局は、クルド人協会の声を聞かず、極左活動家らの暗躍も伏せた上での報道を繰り返していた訳だ。こんな偏向報道・印象操作の類を許してはならないと思う。

【ビジネスジャーナル】在日クルド人ヘイトクライム抗議デモに在日クルド協会が関与否定の異例声明…「偏見助長」　2020.06.15
https://biz-journal.jp/2020/06/post_162934.html
【JBpress】各地で姿を現す日本版「アンティファ」の実態に迫る公安警察も警戒強めだした新たなる極左行動集団の活動　2020.6.16
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/60922?page=2

クルド人に接近する朝鮮総連

今回のデモとは直接関係は無いと思われるが朝鮮総連の機関紙である朝鮮新報に、クルド人との交流を「新たな同志との出会い」とする記事が掲載されていた。
「私はトルコにおける在日朝鮮人のような存在。トルコではクルド語が禁じられているので、クルドの歌も口伝で語り継がれている」と記述されているが、日本では朝鮮語は禁じられていない。公共交通機関にだってハングルが表記されているではないか。
差別と言えば無理も通る、そんな事はおかしいと言える世の中にしたい。