女性初の自民総裁に噛みつく中韓露・左派メディアと、ジェンダー論のダブルスタンダード
2025年10月4日、自民党総裁選で高市早苗議員が他候補を破り選出された。
その後の自民党支持率は前回調査から10.3%も上がり33.8%となり、高市議員に「期待する」との回答は68.4%にも達した。
石破総裁のもとで岩盤保守層離れが起きたが、息を吹き返した感じだ。
倒れるべき自民党が無駄に延命してしまった、と見る向きもあるが、ここは素直に期待したい。
そんな保守層期待の星・高市氏に大手マスコミは総攻撃の様子である。
目次
総裁選前の様子からしておかしかったメディアの反応
総裁選最中から、テレビをはじめとしたマスコミはいわゆる高市たたきが凄まじかった。
一般党員票も国会議員票も小泉進次郎氏が倍近い得票差・圧勝でのトップで高市氏は二番手であると報道を繰り返してきた。
以下、例をあげてみよう。
党員票でも小泉進次郎氏が圧勝すると予測するテレ朝「報道ステーション」 pic.twitter.com/ejdmxxR05I
— Tokyo.Tweet (@tweet_tokyo_web) October 3, 2025
全くの大外れであり、高市氏を落としたい一心でバイアスがかかった放送をしたとしか思えない。
他にどんな理由があるのか?
ただ読み間違えた?そんなやつは降格かクビにしたら?
左派系ニュースサイトのLiteraでは、よりによって総裁選当日の4日に、高市氏の「電波停止」の過去発言を持ち出して池上彰の「欧米なら政権がひっくり返る」発言とともに田原総一朗、岸井成格らが高市批判を展開する2016年の記事をわざわざ再ポスト。
高市早苗の“電波停止”発言に池上彰が「欧米なら政権がひっくり返る」と批判! 田原総一朗、岸井成格らも抗議声明 https://t.co/HEjnaiRk5v
— litera (@litera_web) October 4, 2025
テレビ電波は公共のものでそれを扱うテレビ局は免許事業であり、放送法では放送事業者が政治的公平性や公序良俗に違反した場合、総務大臣が停波や免許取り消しを命じることが可能で、というごく当たり前の法律解釈だが何がいけないのか?
ちなみにこの法律の整理は2010年の民主党政権時代ですが何か?先述のご老体らは民主党の後継党に文句を言えば良いのではないか?
高市叩き、ネガティブイメージを植え付ける印象操作の意図があるのはもう明らかだろう。
総裁選出後の「ワークライフバランス」「馬車馬」発言叩き
総裁選選出後もその傾向は続いた。
高市氏は、新総裁選出後の自民党議員への挨拶で
「全員に馬車馬のように働いてもらう。私自身もワークライフバランスという言葉を捨てます」
と決意を語ったが、これに野党議員とマスコミ各社は外来種のカミツキガメ並みに猛烈に噛み付いた。
高市氏は、あくまで自らの決意として「ワークライフバランスという言葉を捨てます
」、同じ自民所属議員に「馬車馬のように働いてもらう
」と語っただけで、一般の国民に言ったわけではない。
これをあえて国民向けであるかのように一般人へのインタビューを交えて批判したのがTBSだ。
感謝!TBS報道特集の虚偽報道の画像が見つかった。自民総裁選後に、高市新総裁が自民議員に言った「働いて、働いて、働いて。ワークライフバランスという言葉を捨てる」という叱責を、一般国民に向けての言葉と街頭インタビューする幼稚な捏造報道がこれ。北朝鮮工作員と繋がるTBS報道の真髄でもある。 https://t.co/acejMaJGm4 pic.twitter.com/e1FztgmcJ9
— 西村幸祐 (@kohyu1952) October 5, 2025
「命を懸けでがんばります」と言ったら「仕事は命がけでするものじゃない」「命がけで働けと言われた」とでも批判するのかね?
また、日本共産党の志位和夫氏は「人間は馬ではない
」と日本語力を疑われるような批判をしている。
Xのポストはこちら。
「全員に馬車馬のように働いてもらう」にものけぞった。人間は馬ではない。公党の党首が使ってよい言葉とは思えない。 https://t.co/ZaB9Ys50tF
— 志位和夫 (@shiikazuo) October 4, 2025
「身を粉にして働く」に対して「人間は粉ではない」と批判するようなもので、ただただ難癖をつけるのが目的のようだ。
批判ありきで思考停止した日本共産党に、まともな議論を期待するのは無理なのだろう。
マスコミも、言ってもいない事を、さも、言ったかのように批判している。
例えば、共同通信の記事はこうだ。
馬車馬「国民には強いないで」
- 【共同通信】馬車馬「国民には強いないで」 高市氏発言が波紋 2025/10/04 https://news.jp/i/1347177530706935860
だそうだが、高市氏はそんな事は言っていない。
高市氏の「WLB捨てる」発言 過労死遺族は驚き「影響力考えて」 https://t.co/3PlxvEGU4n
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) October 4, 2025
朝日新聞も同様に
「高市氏は『懸命に働く』という意図だったかもしれないが、法律をないがしろにする発言で問題だ
」
と記事にしているが、国民にそれを求める発言では無いし、そもそも国会議員は労働基準法の適用対象外だ。
労働基準法は、雇用契約に基づく労働者と使用者の関係を規定する法律で、国会議員は企業や団体に雇用されているわけではなく、国民の代表として選挙で選ばれる公職者である。
したがって、労働基準法に定められた「労働時間」「休日」「残業規制」などの適用は受けない。
法律をないがしろになどしていない。
かなり偏った見方の報道であり、まさに印象操作、偏向報道そのものである。
そこまでワークライフバランスというなら、記者はもう「夜討ち朝駆け(ようちあさがけ)」はしないのであろう。通りで新聞の発行部数は下がり続ける訳だ。
それに総理大臣といえば、自衛隊の最高司令官でもある。有事に際してはワークライフバランスなどと言っていられない。そこまでの覚悟完了をしてくれてるなんて、頼もしい限りじゃないの。
フェミニストが言うジェンダーギャップ指数は何だったのか
史上初の女性総理大臣となるであろう高市氏。
フェミニストやリベラル派、左派メディアにとって目出度い出来事であるはずが、何故かジェンダーギャップ、ジェンダー格差は改善しないと一斉に前言をひるがえし始めている。
今までは下駄を履かせてでも格差の是正を目指せという趣旨の発言していたのではなかったか?
フェミニストの重鎮、上野千鶴子氏はXでこうポストしている。
初の女性首相が誕生するかもしれない、と聞いてもうれしくない。来年は世界経済フォーラムのジェンダーギャップ指数で日本のランキングが上がるだろう。だからといって女性に優しい政治になるわけではない。
— 上野千鶴子 (@ueno_wan) October 5, 2025
社民党党首の福島みずほ議員もXでこのようにポストしている。
自民党総裁に高市早苗さんがなる。
— 福島みずほ 参議院議員 社民党党首 (@mizuhofukushima) October 4, 2025
自民党初の女性総裁と言われても選択的夫婦別姓に反対しジェンダー平等に背を向けてきた人なので嬉しくありません。
戦争への道、憲法改悪、差別排外主義などが強まると言う危惧。与党は過半数割れをしているので総裁を総理大臣にしないために野党は力合わせるべき。 pic.twitter.com/oT3X3euVXq
両者共通して「嬉しくない」だそうだ。おいおい、今までジャンダーギャップ指数を持ち出しては日本叩きをしていたんじゃなかったか?
そこを下駄を履かなくとも、一般庶民から実力でのし上がった女性にこの仕打ちか。
次に立憲民主党の渡辺てる子議員はこうポストしている。
「女性初の総理」の意味はありません。
— 渡辺てる子 💐本好き💐派遣労働16年💐シンママ40年💐 (@teruchanhaken) October 4, 2025
「女性初の総理」の意味はありません。
ですって。
ついに「ガラスの天井」を破った女性にその言い種か。
おいおい、今までは何だったのか?
もはやジェンダーギャップ指数も女性初も関係ないそうだ。
共同通信の報道では、こうなる。
-
【共同通信】ジェンダー格差解消見えず 女性初総裁も、保守色濃く 2025/10/04
https://news.jp/i/1347173502219043305
「保守派」だからジェンダー格差は解消しないという事らしい。
「ワタシの気持ちが認めない」「自分と同じ思想しか認めない」という「お気持ち優先」の思想らしい。
「ガラスの天井」とは、他人の足を引っ張るフェミニストや左派の、このような偏狭な思想そのものだったのだ。
同じく共同通信の報道によると、女性首相の誕生、望ましいが86%だそうだが、これが一般的な感覚だろう。
- 【共同通信】【速報】女性首相の誕生、望ましいが86% 2025年10月06日
https://www.47news.jp/13254691.html
記者自ら、印象操作報道の自白!
2025年10月7日、自民党本部で高市氏が記者団の取材を受ける前、待機中の報道陣から
- 「支持率下げてやる」
- 「支持率が下がるような写真しか出さねーぞ」
という声が拾われていた事が日本テレビの配信動画などから判明し、大きな批判を呼んでいる。
これが記者の発言なら、許されない。
— こちら「週刊フジ」です (@yukanfuji_hodo) October 8, 2025
「支持率下げてやる」報道陣の一部の声が生配信で拡散か、自民・高市早苗総裁の取材待機中 https://t.co/m2FlyqBRdO @Sankei_newsより
日本テレビの発表によると「弊社の関係者による発言ではない」という事だが、後に、時事通信のカメラマンである事が判明。
時事通信社が謝罪するに至った。
しかし、その時事通信も
- 「裏金と靖国なんかでしょ」
- 「靖国は譲れません」
- 「イヤホン付けて麻生さんから指示聞いたりして」
という音声については、当該カメラマンではないと釈明。
まるでコントのような責任のたらい回しをしている。
カメラマンに「雑談だったから厳重注意」ぐらいで済ませるのか。これは個人の感想レベルではなく、いつもの報道姿勢とリンクしているように見えるがどうか?他者へはいつも説明責任を求めてきたのではなかったか?
時事通信の説明における注目部分
— こちら「週刊フジ」です (@yukanfuji_hodo) October 9, 2025
SNSでは、ほかにも「裏金と靖国なんかでしょ」「靖国は譲れません」「イヤホン付けて麻生さんから指示聞いたりして」といった音声が拡散された。
これらの発言について、時事通信社は厳重注意したカメラマンの発言ではないとしている。
他社はどんな対応をするのか? https://t.co/oftbu9ndas
事は時事通信一社だけの話ではない。
本来、報道は「事実を伝えること」に徹するべきである。
しかし昨今のマスコミ報道には、事実の選択的報道や意図的な印象操作が目立つ。
これは報道機関が本来担うべき「公共の知る権利の代行者」としての役割を逸脱し、特定の思想や利害に奉仕する「情報操作装置」と化していることを意味する。
まるで活動家のアジビラのようだ。
視聴者からすると「お前の意見なんて聞いてない」なのである。
靖国神社参拝を責め立てるマスコミはこんな卑怯者や倫理観が欠如した者どもなのだ。
報道の自由は民主主義の根幹である。
しかしそれは「好き勝手に報じてよい自由」ではない。報道には倫理が伴う。
報道機関が自らの立場を明示せず、あたかも中立を装いながら偏向的な情報を流すことは、視聴者への裏切りであり、民主主義への冒涜でもある。
- 【弁護士ドットコムニュース】高市氏取材の生中継に「支持率下げてやる」、マスコミ批判相次ぐ…日テレ「弊社の関係者による発言ではない」 2025年10月08日
https://www.bengo4.com/c_18/n_19468/ - 【朝日新聞】高市総裁の取材前、「支持率下げてやる」発言 時事通信が謝罪 2025/10/9
https://www.asahi.com/sp/articles/ASTB90JG3TB9UTIL01ZM.html
自由主義陣営は高市氏を歓迎しているぞ?
このように国内メディアや野党の面々からは散々に叩かれる高市氏。
案の定、中国、韓国、ロシアからも批判的な報道が流れてきた。
中国は「靖国参拝、憲法9条改正」、韓国は「韓日関係に赤信号」、ロシアは「極右、入国禁止」という具合だ。
一方、台湾の蔡英文・元台湾総統は高市氏とツーショットの写真を添えて「初の女性総裁になられたこと、おめでとうございます!」とXにポスト。
高市早苗先生、自民党新総裁、そして初の女性総裁になられたこと、おめでとうございます!
— 蔡英文 Tsai Ing-wen (@iingwen) October 4, 2025
自民党のリーダーとして多くの課題にこれから挑むことになると思いますが、ご武運をお祈り致します! pic.twitter.com/b5LjahcSyJ
トランプ米大統領も「日本が初の女性首相を選出しました。非常に尊敬され、知恵と強さに満ちた人物です。」とポスト。
まだ首相じゃないんだけども。
よほど石破氏が嫌いなのかしら?
高市氏がお礼のポストをしていた。
I was very pleased to receive such warm words of congratulations from @realDonaldTrump.
— 高市早苗 (@takaichi_sanae) October 7, 2025
Truly hoping to work together with President Trump to make our 🇯🇵🇺🇸 Alliance even stronger & more prosperous, and to advance a Free and Open Indo-Pacific.… pic.twitter.com/O4yerKUt2x
自由主義陣営からは歓迎され、社会主義国家と敵性国家からは煙たがられるというのがはっきりした。
これで、中国、韓国、ロシア、日本の大手メディア、野党、左派活動家らの論調が完全に一致、という事となった。
こうして高市早苗という一人の国会議員が国内外の既得勢力をあぶり出し、彼らの主張の異様さを際立たせる結果になった。
この異様さで、うっすら左がかった人の目も覚めたのではないか?
あとは晴れて首相となってもらうのみである。












