2025年夏の参院選(2)夫婦別姓は戸籍破壊の前哨戦か
の続き
夫婦別姓は戸籍破壊の前哨戦
前回の記事は、選択的夫婦別姓は有権者の関心からみて争点になっていないだろうというものだった。
NHKは前の記事でも見たように「“選択的夫婦別姓導入で戸籍なくなる” SNSで根拠ない投稿拡散
」と書いているが、これは何もデマの類ではない。
実際に夫婦別姓を皮切りに戸籍廃止まで視野に入れて活動している連中が確かに存在している。
まずはじめに、テレビのコメンテーターでも有名な橋下徹氏の記事を見てみよう。
- 【PRESIDENT Online】橋下徹"夫婦別姓の実現にはこれしかない"
「僕が戸籍廃止を訴える理由」 2018/02/21
https://president.jp/articles/-/24476?page=1
記事冒頭いきなり「僕は戸籍廃止論が究極の持論です
」からはじまり、明確に戸籍廃止と夫婦別姓とを関連づけて主張を展開しているのが分かるだろう。
次は、選択的夫婦別姓制度の実現を目指す一般社団法人「あすには」の代表理事である井田奈穂氏のXでのポストを見てみよう。
筆頭者の下に家族を紐付ける戸籍制度の問題は明治大学シーダー氏も指摘してますね。https://t.co/mwCSSQUdQ8
— 井田奈穂|一般社団法人あすには代表理事|ライター (@nana77rey1) December 8, 2018
当然改訂すべきです。しかし女性参政権が女性の弁護士を認める改正から始まったように一足飛びにはいきません。今の戸籍制度を残しつつの選択的夫婦別姓実現がまず第一歩と考えています。
「戸籍制度の問題
」からはじまり、「一足飛びにはいきません。今の戸籍制度を残しつつの選択的夫婦別姓実現がまず第一歩
」と語っている。
まず選択的夫婦別姓を前哨戦に最終目標は戸籍制度の破壊であると分かる。
ここで、今一度NHKの記事を振り返ろう。
「“選択的夫婦別姓導入で戸籍なくなる” SNSで根拠ない投稿拡散」
である。
いや、今あげたように根拠ならあるのだ。
左派論客を中心に、このような主張をする輩がいるのだ。
確かに、2025年の参院選の争点として「まずは選択的夫婦別姓、その後に戸籍制度の廃止」と主張した政党はないのだろう。
しかし、実際にそのような主張をする団体、元政治家のコメンテーターなどが存在するのもまた事実だ。
選択的夫婦別姓ゆ許せば、戸籍まで廃止する流れに持っていかれるのではないかと警戒するのは有権者として当たり前の反応だろう。
それでもまだNHKは根拠がないデマだと言うのか?
120年の歴史が「浅い」だって?
また「夫婦同姓が日本で始まったのは明治以降のたかだか過去120年の事だ。歴史・伝統など無いのだから変えても良いだろう」式の主張も存在している。
120年が短い、歴史も伝統も無い、だと?
何を馬鹿な事を。
120年以内に国家として成立した国々を一部あげると、中国、韓国、インド、ベトナム、パキスタン、バングラデシュ、イスラエル、カザフスタン、ウクライナ、アゼルバイジャン、アルメニア、ジャマイカ、パプアニューギニアなど数々ある。
これらの国々には歴史も守るべき伝統も無いと言うのか。
夫婦別姓を推進したいがばかりに、無理筋の主張を展開している。
何かをとっかかりに更に次のステップへ主張を展開する、というのは「女性」天皇からの「女系」天皇への主張でも見られる。
その件はまた別の機会にでも。
参考記事
- 【NHK】“選択的夫婦別姓導入で戸籍なくなる” SNSで根拠ない投稿拡散 2025年7月18日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250718/k10014866911000.html

