中国海軍の空母「遼寧」と最新鋭駆逐艦が沖縄と宮古島の間を昨春以来初の通過...増々強化される中国海軍の海洋進出

中国海軍の空母「遼寧」と最新鋭駆逐艦が沖縄と宮古島の間を昨春以来初の通過...増々強化される中国海軍の海洋進出

中国海軍の空母「遼寧」と最新鋭・最大級の「レンハイ級ミサイル駆逐艦」など6隻が沖縄本島と宮古島の間を南下し、太平洋に出たと防衛省が発表しました。中国海軍の海洋進出が増々強化されています。

この「遼寧」は中国海軍初の空母で、元々は旧ソ連製空母「ワリヤーグ」を1998年にウクライナから購入し、2002年に遼寧省大連に到着したものです。
カタパルトを装備しておらず、スキージャンプ台のように傾斜を付けた飛行甲板先端から、航空機自身の推力だけで発艦。
この旧型艦が実際の戦力になるのかはともかく、改修や訓練で空母運用の実績を積みたい考えなのでしょう。周辺国への威嚇にも繋がると思われます。

【画像】中国海軍の空母「遼寧」
※クズネツォフ級空母「遼寧」。写真は防衛省統合幕僚監部の報道資料から。

空母「遼寧」がこの海域を通過するのは昨年4月以来6回目だそうです。

このニュースは2021年4月4日に報道されました。

以下は産経新聞の記事です。

  • 【産経新聞】中国空母「遼寧」が沖縄通過 昨春以来 2021.4.4
    https://www.sankei.com/article/20210404-YDR33V3CVNKHFCXI2VTXOZDTK4/

肝心の防衛省「統合幕僚監部」の報道資料はこちらです。

  • 統合幕僚監部報道発表資料 中国海軍艦艇の動向について
    https://www.mod.go.jp/js/Press/press2021/press_pdf/p20210404_02.pdf

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