藤井聡太二冠の東京五輪聖火ランナー辞退を「森会長の発言を受けて辞退」したかのように書く朝日新聞

藤井聡太二冠の東京五輪聖火ランナー辞退を「森会長の発言を受けて辞退」したかのように書く朝日新聞

2021年2月11日(木)の朝日新聞に、藤井聡太二冠が東京オリンピックの聖火ランナーを辞退したとの記事がありました。
昨年秋(10月)頃に既に辞退の決断・説明をしているという事なのですが、何故その時に報じずに、東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長の発言が叩かれていたこの時期に記事にしているんでしょうか。

わざわざ記事タイトルに「状況変わった」と付けています。
まるで「森会長の発言を受けて辞退をした」かのように読めますね。
状況が変わった、というのは伊藤市長が言うように「二つのタイトルをとり、多忙のため時間をとるのが難しい」という趣旨です。

以下、朝日新聞の記事を引用してみます。

【朝日新聞】藤井二冠、聖火走者辞退は昨秋に決断 「状況変わった」 2021年2月11日
時期については「昨年の秋ごろに(日本将棋連盟経由で)意向を聞かれたので、その時に決めた」と答えた。 ~中略~
伊藤市長によると、昨年10月ごろ、辞退について市の窓口に藤井二冠側から説明があった。理由は「二つのタイトルをとり、多忙のため時間をとるのが難しい」という趣旨だったという。

引用:https://www.asahi.com/articles/ASP2C6K8MP2COIPE00M.html

以上、いかがでしょうか。
これも読者に対する印象操作の一種だと考えています。

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