【東京五輪開会式】五十音順で中国より先に台湾の入場、NHKアナ「台湾です」の紹介、その快挙を腐す毎日新聞とスルーする朝日新聞

【東京五輪開会式】五十音順で中国より先に台湾の入場、NHKアナ「台湾です」の紹介、その快挙を腐す毎日新聞とスルーする朝日新聞

2021年7月23日に東京五輪の開会式が行われました。

各国の入場行進は過去の慣例ではアルファベット順なのだそうですが、日本固有の文化を発信する狙いで一部例外はあるものの五十音順(あいうえお順)で実施され、注目が集まりました。
その中でも特に話題になったのが台湾と中国の入場順と、NHKでの台湾の呼称です。
これまでのオリンピックでは台湾は「チャイニーズタイペイ(Chinese Taipei)」として中国の後で入場するのが常でしたが、

  • 五十音順で実施のため「タ」で入場し中国の「チ」より先だった
  • NHKの生中継の放送でアナウンサーが「台湾です」と紹介

という事があり、かねてより中国からの軍事的圧力を受けている台湾では歓喜の声があがり、この件をとりあげた台湾メディアの報道も反響が大きかったとの事。
これは台湾にとっては画期的な出来事だったのでしょう。

以下はNHKの放送で「台湾です」と紹介した件をとりあげた日刊スポーツからの引用です。

【日刊スポーツ】NHK和久田麻由子アナ「台湾です」と紹介 [2021年7月23日
NHKも字幕は「CHINESE TAIPEI」だったが、和久田麻由子アナウンサー(32)は「台湾です」と紹介。

引用:https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202107230001178.html

この慶事に水をさすのが毎日新聞です。
五十音順の「タ」は台湾の「タ」ではなく、チャイニーズタイペイの「タ」だと指摘します。
以下は毎日新聞の記事です。

台湾、「チ」ではなくタイペイの「タ」で入場 東京五輪開会式 2021/7/25
国際オリンピック委員会(IOC)での名称が「チャイニーズ・タイペイ(中華台北)」となっている台湾が「チ」ではなく「タ」の順で行進した。大会組織委員会の高谷正哲スポークスパーソンは24日の記者会見で「『タイペイ』の『タ』を取った」とし

引用:https://mainichi.jp/articles/20210725/k00/00m/030/060000c

大会組織委員会がタイペイのタだと言ったのは事実でしょうが、五十音順ならチャイニーズ・タイペイの「チ」でも良かったところを「タ」で入場したり、NHKアナウンサーが台湾ですと紹介する等、意義深いものがあったのではないでしょうか。
台湾独立の動きを牽制したい中国への忖度から『台湾のタじゃないんだ、タイペイのタなんだ!』と主張したいのではないのでしょうか。
※台湾独立派は「中華民国」ではなく「台湾国」という呼称を用いています。

見出しの一つをとっても、毎日新聞の報道姿勢がうかがえる気がします。

朝日新聞は報道せず

朝日新聞は3年前に、台湾が「台湾」で参加するのか「中華台北」で参加するのか、という記事を書いておきながら、この一件に関して完全にスルーを決め込んでいます。
以下は2018年の朝日新聞の記事です。

【朝日新聞】東京五輪は「台湾」で?「中華台北」で? 住民投票へ 2018年11月22日
2020年東京五輪に「台湾(英語表記・Taiwan)」名義で参加を申請することへの賛否を問う住民投票が24日、台湾で行われる。
~中略~
呼びかけ人の元陸上選手、紀政さん(74)は「多くの人々が『台湾』と呼ぶ地域が『台湾』として参加を望んでいるだけだ」と語る。

引用:https://www.asahi.com/articles/ASLCQ56Q1LCQUHBI019.html

報道しない自由、なんでしょうか。
中国に対する忖度がうかがえる気がします。

中国の反応

中国はすぐにでも抗議の声をあげそうなものですが、この一件に関しては中国メディアは沈黙したままのようです。

【Japan In-depth】NHK和久田アナ、五輪開会式で「台湾です」 中国国営メディア沈黙 2021/7/25
来年2月に北京冬季五輪を開催する中国は、一貫して東京五輪を支援する姿勢を見せている。このため、入場行進での「台湾」と呼称での登場にも今のところ、中国国営メディアは沈黙し、抗議の声を上げていない。

引用:https://japan-indepth.jp/?p=60796

また、中国は台湾の入場行進を無視したい一心からか、肝心の中国選手団の入場行進も配信し損ねたそうです。

【zakzak:夕刊フジ】台湾に過敏反応したら…中国、五輪開会式で自国選手の行進を配信し損ねる ネット上では大バッシング 2021.7.26
台湾に神経をとがらせる中国の行動が裏目に出たのか。23日の東京五輪開会式を配信していた中国のIT大手テンセントが、台湾選手団の行進の際に他の映像へと突如切り替えたところ、肝心の中国選手団の行進も配信し損ねてしまった。

 複数の台湾メディアによると、テンセントによる配信は、台湾選手が入場してきた直後、東京・国立競技場から約20分間にわたりスタジオの映像に切り替わった。その結果、台湾の4つ後に登場した中国選手団の入場も配信することができず、ネット上では大バッシングになったという。

引用:https://www.zakzak.co.jp/soc/news/210726/for2107260002-n1.html

台湾の事を意識しすぎた結果だと思われます。
とにかく、東京五輪は台湾にとっては大変意義深いものになったのではないでしょうか。

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