能登半島地震で東京新聞・望月記者「自衛隊員派遣数が少ないの理解できない」それは本当に貴方が理解できないだけです

2024年、年始早々の石川県の能登半島地震の震災被害で、能登半島先端付近の珠洲市などでは現時点でもまだ支援が行き届いていないようだ。能登半島はGoogleマップの「地形」や「航空写真」モードで見るとよく分かるが、そのほぼ全てが山岳地帯である。これは、報道番組で表示される白地図で見ても分からない。
道路は崩壊、土砂崩れ、倒木などで寸断され、大型車両、重機の類は通れない。元々主要な道路も限られており、これらが相まって支援の遅れや投入できる人員に制限が出ている要因となっている。いくら自衛隊といえど、おいそれとは近づけない。まあ、誰にでも分かる簡単な理屈である。
石川県は、不要不急の能登への移動は控えるように周知している。実際に渋滞が発生、患者・支援物資の輸送に支障が出ているそうだ。特に、行っても自給自足出来ない個人ボランティアは行くべきでない時期だろう。
この当たり前が分からないのが東京新聞と、そのお騒がせ記者の望月衣塑子記者である。
東京新聞は「自衛隊派遣、なぜ小出し?熊本地震時の5分の1 対応できない救助要請たくさんあったのに
」という記事を書いている。
望月記者も「自衛隊員の派遣数が熊本の5分の1なのはなぜなのか、理解できない
」とTwitter(X)に投稿して、またもやコミュニティノートを付けられて撃沈されている。まあ見てみてほしい。
熊本以上の死傷者になりそうなのに、自衛隊員の派遣数が熊本の5分の1なのはなぜなのか、理解できない
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) January 6, 2024
【能登半島地震】死者110人に 気象庁「土砂災害に警戒を」 中日新聞… pic.twitter.com/RQrSz38fVL
① 被災地が能登半島の先端かつ山岳地帯であり、元々交通網が脆弱な地域であったこと
② 道路の破損等による寸断、海岸線の隆起、津波による港湾破壊など交通インフラが被害を受けていること
③ ①②により、交通インフラが復旧次第の人員投入となっていること
④ 被災範囲が広範囲ではないこと
と、なっている。本当に理解できないのか、はたまた政権批判のために理解したくないだけなのか…見ているこっちの方が理解できない。
陸上自衛隊・金沢駐屯地の普通科連隊の方々は、徒歩で救援物資を届けているのだ。これが現状だ。金沢駐屯地公式アカウントが写真付きでツイートしているので、こちらも是非見てみてほしい。
【#令和6年能登半島地震】
— 陸上自衛隊金沢駐屯地 (@JGSDF_KANAZAWA) January 6, 2024
第10師団第14普通科連隊は、安否がわからない方の捜索・救助を基本に、被災地域の要望や救援状況に応じた給水支援、救援物資の配布、孤立地域の対応等で災害派遣活動を行っています。#能登半島地震 #陸上自衛隊 #災害派遣 #統合 #自衛隊 #災統合任務部隊 pic.twitter.com/BuptGytBVb
陸自の皆さんご苦労様です。
日頃の徒歩行進訓練のたまものだろう。
また、望月記者は、別の投稿で「なぜ自衛隊機を使って水や食べ物の支援を空中投下しないのか、極めて疑問
」「パラシュート投下みたいなことは、輸送機などを使えば積極的にできると思うが
」とも言っている。
いや、瓦礫の山になっている被災地にC-2やC-130輸送機からパラシュートで空中投下するんですか?広範囲に散らばらないか心配です。自衛隊員も満足に展開出来ていないのに、素人の現地被災者にそれを回収せよと言うんでしょうか。
オスプレイにも反対していた奴が何を言うのか、という気持ちでいっぱいになります。
- アイキャッチ画像はTwitter(X)の金沢駐屯地の公式アカウントから
https://twitter.com/JGSDF_KANAZAWA/status/1743647357970071590
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参考記事
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【東京新聞】自衛隊派遣、なぜ小出し?熊本地震時の5分の1 対応できない救助要請たくさんあったのに…首相の説明は 2024年1月6日
https://www.tokyo-np.co.jp/article/300853