テレビで語られたウイグル人権弾圧の実態と報道への圧力、浸透している中国のスパイ

テレビで語られたウイグル人権弾圧の実態と報道への圧力、浸透している中国のスパイ

昨年の2020年12月20日に放送された読売テレビ「そこまで言って委員会NP」という番組で

  • 中国によるウイグルへの人権蹂躙・人権弾圧問題がとりあげられた
  • ウイグル人権問題を報道しようとすると圧力がかかる事実
  • 張景子なる人物の中国寄りの発言

が物議を醸しておりました。

この日はパネリストで出演していた元財務官僚で弁護士の山口真由さんから、実体験としてのウイグル人権弾圧問題が語られました。
日本の新聞・テレビ等の報道ではほとんど触れられることのないウイグルでの人権弾圧の様子が、著名な方の口からリアルな様子で語られたのは非常に価値があると思います。

その放送の中からその部分のゲストや他パネリストとのやりとりを以下にテキスト起こしをして引用します。
※「あのー」等の話し言葉で出てくる言葉は省略して読みやすくしています。また、ネットで検索すれば当該の動画が見られるかもしれませんが権利的に怪しいのでリンクは張りません。

◆そこまで言って委員会NP 第286回(通算:第854回):2020/12/20放送

山口真由
私のロースクロールのお友達はウイグルの子なんですね。
で、彼女の弟は強制収容所に入れられちゃったんですけど、本当にかわいそうな話で。
だけど、何にも本当にしてないんですよ。
で、アメリカに来てリーダーシッププログラムに参加して、それをWeChat(筆者注:中国で使われているメッセンジャーアプリ)に出しましたと。
で帰国して二週間で突然消息を絶って、その弟っていうのはそのウイグルに広く使われているアプリを開発していたってことと、西洋文明に触れたってこの二つで潜在的なリーダーシップで潜在的な反抗の芽になるかもしれないって言われて今も強制収容所にいる。
で私たちはその運動っていうか弟と一緒に写真を撮って、で、15年の強制収容をそれを何とか出してあげたいっていう話をしているんですけど。

でもなんかそれをねウイグルのお友達とかにね他の子たちに言うと
「それはかわいそうだけど特別なことじゃない。私はウイグルの中庭がある家に住んでいたけども、幼いときに幼馴染が突然夜にきて袋を被されて手錠して、で、連れていかれるのを見て、駆け寄ろうとしたけど母にきゅっと抱き留められて絶対行っちゃだめって止められた」
って、みんなそういう経験をしているのって言われて、それはさすがにどう考えても正当化できないんじゃないかってやっぱり思ったんですけど。

竹田恒泰
張さんはね、そういうのに対して、どう思うんです?それを黙れっていうんですか?

張景子
いや、私は今のそういう話は私きいたことないんですけど、中国にはウイグル族ひとつの少数民族だけではなくて55の少数民族がいます。
で、もちろん私も中国の朝鮮族っていう少数民族扱いをされている民族です。
しかし、多くの少数民族には、そういう弾圧されたそういう事例があまりないんですよ。
ウイグルだけが何でそうやってされているかってことですよね。

須田慎一郎
チベット、モンゴル…

井上和彦
張さん、嘘言っちゃだめだよ、あなた知ってるはずだよ。
日本の報道でもネットでももうウイグルの人権弾圧なんてもうみんなこれ、もう報道されているし。
アメリカではウイグルの人権法通ってるじゃない。

張景子
ネット上にいろんなことがかかれていますけれども、私たちはネットの情報をすべて信じることはできません。

竹田恒泰
山口さんが今言ったことはおそらく真実ですよ。
それをどう思うかって聞いてるんですよ。話をそらさないで!

張景子
真実かどうか私は確認しなければなりません。

竹田恒泰
嘘をついてるってわけ?

張景子
それはわかりません、私は。

竹田恒泰
うそをついてるわけがないだろ!

張景子
わたしは確認してから話したい。

辛坊治郎
ある番組で新疆ウイグル自治区でお父さんとご兄弟が収容所に入れられちゃってる日本で住んでらっしゃる方呼んでお話を聞いたんですが、それ番組をやるに際して、中国の利益代表の人を入れないと番組成立しないっていう話になって、まともなことを報道しようと思うとありとあらゆるところから圧力をかけてくるっていうのが現実ですからね。
私が体験したことですから。
むちゃくちゃですよ、もう。

山口真由
私の友達の日本に住んでるウイグルの人は本当に慎重で、少しでもその隣に中国の人が来ると実際に来るんですよ二人でご飯食べてると。
で、おかしいんですよ、一人で来るの。
二人で普通にご飯食べてるところ、一人できて、で、ずっとなんかこうやってて、でまた変わってまた中国の人が来てってすっごい気にして席かえる?とか、
真由ちゃんそういうことテレビで言ったら大丈夫?とかすごい気にして。
ウイグルの人たちは本当に発言に慎重になってる。

以上、いかがでしょうか。
※赤字部分:引用者注

東京中心の全国放送では絶対に流れない内容だと思います。
山口真由さんの、当事者に近い立場からの話は衝撃的でした。
また、最後のくだりでは、日本に浸透している中国のスパイの様子が分かりますし、辛坊治郎さんの話もウイグル問題を報道しようとするとありとあらゆる方向から圧力がかかる生々しい実態も分かりますね。
マスコミ関係者にも中国の息がかかったものが浸透しているという事でしょうか。

また、山口さんは放送当日、以下のようなツイートをしていますので紹介しておきます。

「張景子」とは何者なのか?

wikipediaによると、

「中国出身の日中韓研究家。元北京放送(中国)アナウンサー、中国語 - 日本語 - 朝鮮語の通訳であり、現在は語学教室「JCK話音」を運営するほか、稲川素子事務所所属のタレントとしてテレビ等にもしばしば出演する。」

引用:wikipedia

だそうです。
※赤字部分:引用者注

北京放送とは中国国際放送の事ですが、国家直営の放送局ですね。
その元アナウンサーの発言ですから、そういった内容になっているのだと思います。

なお、この人物は10年ほど前の同じ番組に出演しており、その当時も帰化についての考えを述べておりそれが当時物議を醸しておりましたので、こちらの話も別の記事でとりあげていきたいと思います。

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