教育現場に「拉致問題を持ち込ませたのは不甲斐ない、論破できるように」と発言する立憲民主党議員

教育現場に「拉致問題を持ち込ませたのは不甲斐ない、論破できるように」と発言する立憲民主党議員

立憲民主党・大阪府摂津市議会議員の、にしたに知美議員のTwitter上での発言が非難の声を呼んでいます。
どうやら摂津市の教育現場に北朝鮮による拉致問題がとりあげられたようなのですが、それについて「不甲斐なかったのは摂津の教育に拉致被害者の問題を持ち込ませてしまったこと。もっと論破できるようにならなくては」と言っているのです。
以下、本人のTwitterから引用してみましょう。

拉致問題を学校教育の場で取り上げないように主張して論破していく、といった趣旨のようにしか読めません。
こんな議員がいる立憲民主党は大丈夫なんでしょうか。
立憲民主党には、北朝鮮による拉致被害者の生存と救出を信じる意思を示すブルーリボンをつけない議員が多いと言われているのも何だか納得ですね。

また、その後に以下のような謝罪のツイートをしていますが、「私は悪くない、誤解をした貴方の読解力が無いのだ」と言わんばかりです。
こちらも引用してみましょう。

いいえ、誤解なんてしていませんよ。
元のツイートを読んで、書いてある事をそのままストレートに受け止めたからこそ、批判しているんです。
本当にそう考えていないのならば(とてもそうは思えませんが)、なぜそんな表現にしたんでしょう。

江田氏の「NISAに課税」発言

立憲民主党は過去にも発言内容が誤っているにもかかわらず「誤解を生じさせたことについて」謝罪をしていた事例があります。

  • 立憲民主党・江田憲司氏「NISAに課税」発言が波紋 → 枝野代表が火消しツイート 2021.10.29
    ttps://news.careerconnection.jp/lifestyle/money/126705/

江田氏がNISAに課税するという趣旨の発言(NISAは非課税)をした事を受け、立憲民主党の公式Twitter上での謝罪ツイートがありましたがこちらも

「誤解を生じたことについて深くお詫び申し上げます」となっており、素直に間違いを認めない言い回しになっていますね。

2022年、今年こそは拉致問題解決に尽力していただいて、自らの間違いも素直に認められるような党になっていただきたいと思います。

2021年1月6日追記

にしたに議員が批判ツイートに対し、以下のように返信していました。

多くの批判を受けた後も「拉致問題を教育に持ち込むことを反対しています」と頑ななまでに反対しています。日本の未来を担う子供たちに、何故北朝鮮による拉致被害の事実を教えてはいけないんでしょうか。
おそらく想像するに、北朝鮮国籍の方への差別的言動を恐れているんでしょうが、それこそ教育とは別問題です。

また、この件と関係があるかどうか不明ですが立憲民主党の党本部から「SNSでの軽率な言動に対する厳重注意」を受けたそうです。

軽率だったとは考えていませんよ。
立憲民主党議員の考えていることが明確になり、非常に良い事例となったと思います。

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