イーロン・マスク氏、Twitter買収で結果的にタイムラインを左派から浄化してしまう

2022年10月27日、アメリカの実業家イーロン・マスク氏によって、Twitter社が440億ドル(約6兆4000億円)で買収されたという。
その後マスク氏は最高経営責任者(CEO)のパラグ・アグラワル氏をはじめ、会長、取締役ら全員を解任。
更には7500人の全従業員のうち半数を解雇し、その影響はTwitter Japanにまで及んでいる。
- 【AFP通信】ツイッター、全従業員の半数解雇 マスク氏が組織改革 2022年11月5日
https://www.afpbb.com/articles/-/3432436 - 【BBC】マスク氏、ツイッター最高経営責任者に 取締役会を解散 2022年11月1日
https://www.bbc.com/japanese/63466797
Twitter Japanに解雇された人々がお互いにエールを送り合って(慰め合って?)いる様子はTwitter上で見る事ができる。
以下のハッシュタグで検索。
#LoveWhereYouWorked
#OneTeam
ベンツを乗り回していたり、次は船が欲しいだの、社食が美味いだの、高禄を食むパリピみたいな人達ばかりなのはここでは一旦置いておく。
面白いのが、彼らが解雇されて以降おかしな左派系のツイートがタイムラインに出てくる頻度が激減した事だ。
それもそのはず、これまで情報を収集・発信していたキュレーションチームの多くが解雇の憂き目にあったそうなのだ。
これまで、一般Twitterユーザーが知らなかったような事実を関係者が意図せずなのか知らないが、暴露してしまっている人がいる。
竹下郁子さんという、現BUSINESS INSIDER JAPAN記者で、元AERA(朝日出版の刊行物)記者がそうだ。
彼女は以下のようなツイートをしている。
確かにTwitterのニュースフィードは更新されてない気がする。私たちメディアは自社記事のモーメントを作成→Twitterキュレーションチームに連絡→審査の上ピックされたりされなかったり、という手順を踏んできたのだけど、この作業はしばらくは意味を成さないのかな? https://t.co/tIQGO6Rbdc
— 竹下郁子 (@i_tkst) November 6, 2022
なんと、メディア側からTwitter Japanに対して記事を掲載するようにキュレーターに連絡を取っていたというのだ。
なるほど、左派メディア・左派論客の投稿がタイムラインに多々流れてきていたのはそういう訳だったのか!
だったらPRと付けておくべきだっただろう。
Twitterは社内にこのようなキュレーションチームを雇っていた訳で、そりゃあ赤字を垂れ流す体質だったはずだ。
それよりなにより、この記者は「この作業はしばらくは意味を成さないのかな?
」と語っているがそれは何も知らされずに利用していた一般ユーザーであるこっちのセリフだ。
見たくも無い記事を延々見せつけられ、重要な情報が埋もれて使いにくくなり、意味が無い事をさせられていたのだから。
ユーザーはもっと怒って良い。
米Twitter社には、中国の工作員が社員として潜入していたというニュースは記憶に新しいが、Twitter Japanもこのようなカタチである意味「汚染」されていたのだ。
- 米ツイッター社に中国工作員が社員として潜入・在籍していた! 2022.09.17
https://houdou-shinai-jiyu.net/abroad/2022/09/article-twitter-spy-fbi-20220917.html
イーロン・マスクは大量解雇で批判される向きもあるが、これは良くやった、と褒めるべきかもしれない。