中国当局による残虐極まるウイグルジェノサイドに関して、習国家主席らが先頭に立って弾圧を指示していた事を示す「新疆文書」が流出・公開

中国当局による残虐極まるウイグルジェノサイドに関して、習国家主席らが先頭に立って弾圧を指示していた事を示す「新疆文書」が流出・公開

中国当局による残虐極まるウイグル弾圧について、習近平国家主席と李克強首相らの関与を示す中国政府の文書「新疆文書」が流出したというニュースが海外のメディアで流れました。
やはり、習主席が直接的に弾圧に関与していたのです。

民族を抹殺する大規模な不妊手術、文化を破壊する同化・再教育、まさに現代のジェノサイド、民族浄化が中国で行われているのです。
もし、そう遠くない将来、日本が中国に侵略・占領されるような事態になれば、おそらくウイグルにやった以上の事を日本人に対してやるでしょう。
独自性の高い文化・文明を持ち、日清戦争にも勝ち、長らく中国共産党に対抗した強かった日本には、それはもう、徹底的にやると思いますよ。
そうなれば日本や子供たちに未来はありません。
度重なる領海・領空侵犯、尖閣周辺のキナ臭さはそれへの布石です。
対岸の火事として呑気に見ているわけにはいきません。

以下はBBCの記事です。

【BBC】ウイグル弾圧、習主席らの関与示す「新疆文書」が流出 2021年12月1日
習近平国家主席をはじめとする中国の指導者たちが、同国の少数民族ウイグル族の弾圧に関与していることを示す文書の写しが、このほど新たに公表された。
~中略~
こうした政策には強制収容や大規模な不妊手術、強制的な中国への同化、「再教育」、拘束したウイグル族を工場で強制労働させることなどが含まれる。

引用:https://www.bbc.com/japanese/59486198

ウォール・ストリート・ジャーナルも同様の報道をしています。

  • 【ウォール・ストリート・ジャーナル】ウイグル問題の文書流出、習氏の強い関与裏付け 中国によるウイグル族への人権侵害疑惑を巡り、習近平国家主席が先頭に立って弾圧を指示していたことを示す新たな証拠が浮上 2021年12月1日
    https://jp.wsj.com/articles/leaked-documents-detail-xi-jinpings-extensive-role-in-xinjiang-crackdown-11638321421

2019年、米紙が同文書について報道していたが、当時の日本の新聞各社の記事はどうだったか?

【画像】中国国旗のイメージ

2019年当時、既に米紙ニューヨークタイムズは同文書の流出についての報道をしていました。(その時点では内容の全てが公表されていた訳ではなかったそうですが)
その報道を受け、日本の新聞各社が当時どのような記事を書いていたかを見ていきましょう。

まずは産経新聞から。

【産経新聞】米紙、中国のウイグル弾圧内部文書を報道 習主席「情け容赦は無用」 2019/11/18
弾圧をめぐる中国政府の内部文書が大量に流出し外国メディアに報じられるのは異例。

引用:https://www.sankei.com/article/20191118-GJQL6OMJXRIOREIPVEFRJOIF5Y/

産経新聞は見出しにも本文中にも「弾圧」という言葉が出てきます。
まともな報道だと思います。
次は毎日新聞です。

  • 【毎日新聞】習近平氏「容赦するな」 ウイグル族弾圧の内部文書 NYタイムズ報道 2019/11/17
    https://mainichi.jp/articles/20191117/k00/00m/030/175000c

こちらも見出しに「弾圧」という言葉が出てきますし、本文中にも会員登録無しで読める範囲内に一応は「弾圧」という言葉が使われています。
最後に朝日新聞を見てみましょう。

  • 【朝日新聞】習氏「ウイグル、容赦なく対応を」 米紙が内部文書入手 2019年11月17日
    https://www.asahi.com/articles/ASMCK516ZMCKUHBI00L.html

リンク先を読んでいただければ分かりますが、見出しにも本文中の会員登録無しで読める範囲内にも「弾圧」という言葉が出てきません。
これでは正しく情報が伝えられていないのではと思います。
これも報道しない自由、印象操作の一種でしょうか。
中国はそこまでひどい事はやっていない、という朝日の主張が垣間見える気がしませんか。

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