「トップガン」続編から日台の国旗が消され「スパイダーマン」には自由の女神削除を要求!中国資本に検閲されるハリウッド

「トップガン」続編から日台の国旗が消され「スパイダーマン」には自由の女神削除を要求!中国資本に検閲されるハリウッド

近年、アメリカのハリウッドに入り込んだ中国資本の影響で、映画の内容が改変させられたり圧力をかけられたりしているそうです。

親チベットなリチャード・ギアが干されている、セブンイヤーズ・イン・チベット出演で中国から入国禁止措置を受けたブラッド・ピット、などという話しは昔から聞いていましたがいよいよハリウッド全体が中国の影響下に入ったかのような印象です。

すでに、アメリカ映画では中国の金で作られたのが丸わかりな映画がちらほらありました。
(ヴィン・ディーゼル主演の『トリプルX:再起動』のような…映画自体は楽しめましたが。)

金を出す以上は自国キャストを多く出演させたいというのは分かりますが、中国の意向で内容が改変させられるのは憂慮すべき事態です。

ましてやそれが反日的な要素を含んでいたら…?

名作「トップガン」の続編

まずは日本では2022年5月27日に公開予定のトップガンの続編から。
超有名映画の続編なので待ちに待ったファンも大勢いるでしょう。
ところが、この作品の主役マーベリックのジャケットから日本国旗と台湾国旗が削除され、別のものに差し替えられたそうです。

以下、CNNとロイターの記事のリンクです。

産経新聞はこのように報じております。

【産経新聞】「トップガン」騒動で暴かれた中国のハリウッド買収工作 2019/7/30
共和党の重鎮、グラム上院議員は、続編に中国企業「テンセント・ピクチャーズ」が出資していることが原因だと断じ、「これが中国マネーの力だ。最悪だと思う」と嘆いた。
~中略~
ハリウッドはかつて、中国共産党によるチベット住民弾圧を描いたヒット作「セブン・イヤーズ・イン・チベット」(ブラッド・ピット主演、1997年公開)を世に送るなど、多くの映画人が中国の人権侵害に抗議の声を上げていた。

ところが、これに危機感を覚えた中国共産党指導部は、米映画界に中国マネーを注入し、作品内で中国に肯定的な描写を増やすようにさせる宣伝工作を年々強化させている。

引用:https://www.sankei.com/article/20190730-G2FFST6LDZJZZFLABAOJWUZ464/

一方で毎日新聞は呑気にオリコン記事を掲載しています。

社としてどちらを向いているかが表れているようですね。

「スパイダーマン」新作

スパイダーマン新作の「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」でも、中国公開の条件として米国の自由の象徴である「自由の女神」が映っているシーンの削除を求められたとの事。
映画は中国共産党(CCP)宣伝部傘下の中国電影管理局によって審査されました。
これに従えば中国での大きな興行収入が得られるのはわかっていながらもソニー・ピクチャーズは拒否したそうです。

これはもう映画を使ったプロパガンダ、情報戦争の一種と捉えるべきですね。
中国国内の映画界だけでなくアメリカにまで浸透しています。
あらゆる手段を使って日本、アメリカ、台湾の追い落としを図っています。
戦争は物理的な軍事力だけではないという事例でした。

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